ジョイントマットの固定に接着剤などを使うのはおすすめできない

ジョイントマット

ジョイントマットをピッタリと床に接着剤などで固定させて使いたいという方もいらっしゃると思います。

確かにそうするとズレる心配もありませんし安定感もありますし、ジョイントマットをしっかり敷きたいという時の究極の方法のようにも思えます。

ただ、色々ジョイントマットの特性や衛生面を考えると正直それはおすすめできません。

その理由と、ではどういった使い方がいいのかということについて説明していきます。

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ジョイントマットの固定方法

そもそもジョイントマットを固定しようと思うと接着剤を含め次の4つの方法があります。

  1. 接着剤を使う
  2. 両面テープを使う
  3. はがせる粘着剤を使う
  4. はがせる両面テープを使う

「はがせる」「はがせない」の違いは粘着と接着の違いだったりします。

私もこの記事を書くにあたって詳しく調べてみて初めて知ったのですが、1.の接着剤とは液体状のものが硬化してくっつき、それをもう一度はがすとまたくっつけることができなくなる特性があるものを指すようです。

3.のはがせる粘着剤は粘度の高いゲル状の液体で硬化せず、何度でも貼ったりはがしたりができるものを指します。

「粘着剤」というのはあまり耳慣れない方も多いと思います。

ですので「はがせる接着剤」や「はがせるのり」といった表現で紹介されている場合もあります。

接着剤の特徴も粘着剤の特徴も兼ね備えたものもありますが、多くの場合それぞれが適材適所で使われるようです。

両面テープの場合も、それに接着成分があるのか、粘着成分があるのかではがれなかったりはがれたりという違いが出ます。

「はがせないタイプ」で固定すると

「はがせないタイプ」でジョイントマットを床に固定しても、全くはがせないわけではないですが、跡が残ったり、床の表面やジョイントマットの裏面がはがれたりするなど、傷ついたり汚くなってしまったりする恐れがあります。

ですのでこのタイプでジョイントマットを固定する時は、もうはがさない覚悟が必要になるでしょう。

「はがせるタイプ」で固定すると

一方、「はがせるタイプ」だと、確かに貼り付けたりはがしたりを繰り返し行えます。

ただ、それは粘着剤の特性になります。

それで粘着するジョイントマットや床が、何回も貼ったりはがしたりに耐えられるかどうかはまた別問題です。

あまり、貼ったりはがしたりを繰り返すとその負担に耐えられず、床の表面やジョイントマットの裏面がはがれてしまう場合もあるでしょう。

裏表で粘着力に差がある両面テープの弊害

また、壁や床にも使えるようなはがせる両面テープの場合、表裏で粘着力に差があるものがあります。

「はがせるタイプ」は主に賃貸住宅など退居の際に原状回復をしないといけないような部屋で使われることが多く、できるだけ部屋を傷つけないようにする目的で使われます。

ですから、ジョイントマットに先ほど説明したような両面テープを使う場合、床との粘着面は比較的弱い粘着力でよりはがしやすく、ジョイントマットとの粘着面は強い粘着力でしっかり固定できるようにという風に使われたりします。

つまり、床からジョイントマットをはがす時のリスクは低いですが、ジョイントマットから両面テープをはがそうと思うと少しはがしにくく、場合によってはその際に傷めてしまう可能性もあります。

接着でも粘着でもリスクがある

ジョイントマットを固定するのに「はがせないタイプ」で接着すると、床やジョイントマットを傷めたり汚したりしてしまうようなリスクが高くなります。

「はがせないタイプ」で粘着するとそのリスクは少なくなりますが、完全にリスクがなくなるわけではないということをまず確認しておきたいと思います。

ジョイントマットははがせるようにしておく

さらに、ジョイントマット自体、しっかり接着剤や粘着剤で固定する使い方があまり向かなかったりします。

しっかりはがせないように固定してしまうと衛生面の弊害が現れたり、ジョイントマットの良さが発揮できなくなったります。

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ジョイントマットの交換ができなくなる

ジョイントマットのメリットの1つに交換ができるという点があります。

1枚1枚をパズルのようにつないで敷いていくので、必要であれば1枚単位での交換も可能なのです。

何でもそうですが、使っているうちにどうしても劣化してしまったりします。

ジョイントマットの場合劣化が現れるとペシャンコに薄く伸びてしまうなどして変形し、つなぎ目部分が浮き上がったりしてしまいます。

そうなるとクッション性や防音性など便利な特性も損なわれてしまいますし、浮き上がったところに足を取られるなど危険だったりします。

これが例えば1枚物のラグだったとしたら1部分が劣化してペシャンコになってしまっても、その部分だけ新しいものに換えるなんてことはできません。

どうしても気になるなら、1枚そのままを総取り換えすることになるでしょう。

その点、ジョイントマットなら、劣化のある所だけを捨ててしまって新しいものに交換することもできます。

他にも、どうしても汚れがとれないところや、傷がひどいところなども同じように交換できます。

こうやって新陳代謝を繰り返すようにして、いつまでもいい状態で使い続けることができるのが便利な点ですが、接着剤などで固定してしまうとそれも難しくなります。

劣化に対応するために

さらに、ちょっと違った見方から言うと、ジョイントマットを使う場合は必ず劣化などに備える必要があると言えます。

ジョイントマットはクッション性のある敷物です。

フローリングの床のように硬い木というわけでもありませんし、耐用年数で考えると床材よりも当然短くなります。

床材だと強力に接着したり、釘などで頑丈に留めたりしても、そのまま長い間使い続けることのなるので問題はないでしょう。

ジョイントマットはあくまでマットです。

先ほどもふれたように、使い続けるとペシャンコになったりして劣化します。

ラグでもそうですが、豊かな毛足のものでも使っているうちにペシャンコになってしまいます。

ですので、マットもラグも数年ごとに買い替える必要が出てきたりします。

それに対応しようと思うと、接着剤などでの固定してしまうと交換しにくくなってしまうのです。

掃除がしにくくなる

やはり、ジョイントマットは1枚1枚をパズルのようにつないで敷いていくということで、接着剤などで固定してしてしまうと衛生面について2点の問題が出てきます。

①ジョイントマットの下の掃除がしにくくなる

ジョイントマットのつなぎ目からその下にまで、ホコリやチリ、こぼしたジュースなどが流れ込んでしまう場合があります。

床にくまなく接着剤を塗布して床と一体化させるほどピッタリとくっつけることができたのなら、その心配も少なくなるかもしれません。

しかし、現実的に考えると、接着や粘着でのリスクもありますし、それを承知した上でも、そこまでピッタリとくっつけるのは難かしかったりします。

接着剤などを使わないで敷いたり、使ったとしても少しでも隙間があれば、そこに分け入るようにホコリや水分などは入り込んでいってしまします。

ですので、ジョイントマットを使う場合は、必ず表面だけでなく、その下をも定期的に掃除することをおすすめしています。

接着剤などで固定してしまうと、マメにその下も掃除することができなくなってしまうのです。

②汚れたところだけを丸洗いするのができなくなる

また、ジョイントマットは、汚れた部分だけを外して、洗面所やお風呂場で水で丸洗いすることもできたりします。

例えば小さいお子さんのいらっしゃる家庭だと、お子さんが食べ物や飲み物をこぼしてベトベトにしてしまったり、クレヨンなどで汚してしまう場合もあるでしょう。

他にも犬や猫などペットを飼ってらっしゃる家庭でも、ジョイントマットの上に吐き戻したり、ウンチやオシッコをしてしまうような場合もあるでしょう。

そういった場合、ジョイントマットなら、その部分だけを外して水洗いできるので大変便利です。

接着剤などで固定してしまうと、こうやって洗うことができなくなってしまいます。

接着剤などを使わないで固定するには

接着剤や粘着剤などを使って固定しないとしたら、ジョイントマットを敷く場所によっては滑ってしまったりして、ズレてしまう場合もあるでしょう。

それだと大変使いにくいですし、何より危なかったりします。

ですので、接着剤を使わないでいかに固定するかという方法を説明していこうと思います。

以前ジョイントマットの中でもコルクマットについて、いかにしてズレないようにするかを説明した記事を書いたことがあります。

コルクマットがずれるのを防ぐ3つのアイデア

コルクの特性もあるので少し違いはありますが、おおむね参考にしていただけると思います。

また、特殊なシートを使う方法も有効でしょう。

ジョイントマットの下に敷くシートを目的別で!失敗パターンも紹介

今回の記事では次に簡単にだけ説明しておきます。

部屋にピッタリと敷き詰める

コルクマットの場合だと、部屋にピッタリと敷き詰めると湿気によって膨張したりして、梅雨時などに浮き上がりやすくなってしまう場合もあります。

しかし、EVA樹脂などだけでできているジョイントマットだと、それほどその点は気にしなくてもいいでしょう。

部屋の壁や家具などに沿ってピッタリとジョイントマットを敷き詰めて固定するとと、簡単に動いたりズレたりしないようになります。

自分でカットもできるので、寸法を合わすのも比較的簡単にしやすいです。

部分的に敷く場合は壁や家具に沿うように

部分的に敷く場合、部屋の中央に壁や家具に接触しないような状態で敷くと、どうしてもストッパーとなるものがなくなるので、ずれてしまったりしやすくなります。

1辺でも2辺でもできるだけ壁や家具に沿うように敷けたならある程度の固定できるでしょう。

滑り止めパッドなどを使う

滑り止め用のグッズは色んな形態のものがあるのですが、中でも便利なのが、パッドやテープのようになっていて、ジョイントマットに貼り付けて使えるタイプのものです。

全部にベッタリ貼り付けなくても、つなげたジョイントマットの四隅にだけ貼り付けるのもいいでしょう。

これ以外でも百均ショップなどでも売っているような滑り止めシートを部分部分にだけ敷く方法でもいいでしょう。

滑りやすさに応じて滑り止めの量を調整すると、しっかり固定できるのではと思います。

さいごに

ジョイントマットはやはりあくまでマットとしての使い方が向きますが、大変扱いやすいのでそれ以外にも、色んな目的で使われたりします。

例えばDIYで行うリフォームでも、床材のように使われたりもします。

カラーも柄も色々あるので、床を換えるだけでもガラッと印象が変わったりします。

コルクマット感が目立たないよう床材風に見せるコツ

しかし、どんな使い方をしても、今回説明したような接着剤や粘着剤の懸念や、交換や掃除にまつわる注意が付きまといます。

ただ、それを解消するのが難しいわけではありません。

はがせるようにさえしておけば問題ないわけです。

接着剤を使わなくてもうまく壁や家具に沿って敷いて固定したり、滑り止めパッドを使ったり、どうしてもという場合は若干のリスクを承知しながら、はがせる粘着剤や両面テープなどを使って固定するのもいいでしょう。

ぜひ、はがすことを前提とした固定の仕方で、起こり得るトラブルをあらかじめ防止していただけたらと思います。

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