ジョイントマットの大判のデメリット4つ!いいとこばっかでもない!

ジョイントマット

ジョイントマットは大判で極厚でといったタイプにどうしても惹かれやすいですし、色々なサイトでもおすすめされていることも多いです。

大きければ大きいほどいいようなそんな印象もあったりもしますが、そんな中でも小判のものも根強く使われており安定した人気があります。

大判のものと小判のものはお互いのメリットやデメリットをうまく補完できるような面もあるので、小判の人気は大判のデメリットを裏付けてもいるわけです。

そんなわけで、今回は意外と盲点となってしまっている大判のジョイントマットのデメリットについて説明していきます。

例えば次のもののように60㎝×60㎝あたりのものをイメージしていただけたらと思います。

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①大きさの微調整がしにくい

大判のジョイントマットの一番のデメリットがこれかと思います。

もう敷く寸法がはっきりわかっている場合なら大判でも問題ないです。

でも、ジョイントマットははっきりまだ敷き方のイメージができていない場合であっても、自由に組み合わせて微調整しながら敷けるというところも魅力だったりします。

必ずしもその場所にピッタリじゃなくてもいいけれど、例えば洗面所や脱衣所、キッチンなどのちょっとしたスペースに使いたいという場合もあるでしょう。

例のジョイントマットの60㎝×60㎝では大判と言っても小さいという場合、もう少しサイズが欲しいということで2枚敷いたとします。

2枚敷くとかなり大きくなります。

そうなるとカットする必要が出てきます。

小判だと大きさの微調整が効くのでカットしなくても済んだりします。

②大判を入り組んだところに敷くのはめんどう

大判のジョイントマットは大きい分、広範囲に敷くには小判より手間がかからないのですが、敷く場所によっては余計に手間がかかってしまう可能性があります。

ピッタリと敷きたいと思うとよりその可能性が高まります。

この項目のデメリットに行く前に押さえておきたいポイントがあるので、そこから説明していきます。

ピッタリと敷き詰めたい時の注意点

どうせ敷くなら敷く場所にピッタリ合わせて敷き詰めたいという几帳面さんも多いと思います。

ピッタリ敷く時に注意しないといけないのが、ジョイントしているつなぎ目の耳と呼ばれる部分です。

デメリットの説明をわかりやすくするためにも、その注意点をはっきりさせておきましょう。

ジョイントマットを並べて敷いたら小さくなる?

先ほど例に出した大判のジョイントマットですと60㎝×60㎝ですが、これを2枚並べるとすると単純計算すると120㎝になりますよね。

これは実は間違いなんです。

実際は118㎝になります。

それは耳の部分が2㎝あるからです。

並べて敷くとこの2㎝ががみあいます。

ですので2㎝分だけ短くなるのです。

壁にピッタリつけるには耳がいらなくなる

また、壁や家具にピッタリとくっつけようと思うと耳があるとそうはいきません。

耳の隙間にゴミがたまるのも嫌ですし、それならばなんとかしないとということになります。

耳の対策としてカッターなどで自分で切る方法と、サイドパーツを使う方法があります。

どちらの方法を取るかでも寸法が違ってきます。

カッターで切ると耳の2㎝分短くなりますし、サイドパーツを取り付けるとその分例のジョイントマットでは1.7㎝ほど長くなる計算です。

カットして余った部分

ピッタリ敷き詰めようとカットして余った部分も、さらに床に使えるようにと寸法を考えるのは至難の業です。

そこまでできて無駄が無くなれば最高ですが、それだけピッタリくる寸法のものを見つけるのは大変難しいです。

ですのでカットした部分は使えなくなると考えて、できるだけ余り部分がでないように考える必要があります。

また、余った部分は床には使えなくはなりますが、うまく組み合わせると箱型にしたりなどブロックのように組み合わせて使えなくもありません。

いよいよ大判を入り組んだ所に敷く時のデメリット

いよいよデメリットの説明に入りますが、そもそもジョイントマットで寸法を考え、しかもピッタリ敷き詰めようと思うとこれまでに説明したようにけっこうめんどうが多かったりもします。

しっかり耳のことを考慮しないと、数㎝だけ足りないなんてことになりかねません。

大判タイプは居間などの広くて直線的な部屋に敷く分には寸法の計算もしやすかったりします。

しかし、キッチンや洗面などで柱があったり家具があったり、直線的でなく入り組んだ場所に使う場合はややこしくなってしまったりします。

そもそも、カットも大きいとしにくいですし、細かい角に合わせるのも難しかったりします。

ややこしいのでだいたいの目安を参考にして簡単に敷けそうなものを購入し、実際に敷きながら寸法を微調整すればいいと考えている方も多いです。

直線的な部屋に敷くのならそれもアリですが、柱があったり家具があったりといった風に凸凹しているような場合は、大判だとけっこう手間がかかってしまう場合があるのです。

また、小判より小回りが効かない分、いらなくなる部分が多くなってしまったりもします。

もちろん大判でも敷けなくはないです。

ただ入り組んだ場所には「ちょっとめんどくさくなるかも」ということが言えそこがデメリットとなります。

③ちょっとだけ取り替えるというのができない

ジョイントマットの便利なところは、汚れたり傷ついたりして汚くなった時にそこだけを新しいものに取り替えることができる点です。

大判でもできますが、小判と比べるとデメリットがあります。

小判だと小さな汚れでも、汚れたところだけピンポイントで取り替えられます。

しかし、大判だと同じ小さな汚れがあっても、その一部分のために例のような60㎝×60㎝の大きさのものを取り替えるのがもったいなく感じたりします。

ですので取り替えるのをはばかられるのですが、いくら小さくても気になる汚れってあったりします。

もったいないのでそのまま使い続けていても、普段の生活でどうしてもふとした時に、その小さな汚れに目が行ってしまったりします。

これがけっこうストレスです。

何回も何回も気になってくると、もうそのストレスに耐えられなくなって、

「えーい!捨ててしまえ!」となりますが、

心のどこかで(もったいないことをした・・・)と罪悪感にも見舞われたりもします。

しょっちゅう汚す可能性があるなら小判がいい

些細な日常生活のストレスです。

些細なことはわかっています。

でもね、毎日目にするのです。気になりますよね。

もしこれが小判だったら何の躊躇もなくそこだけ交換できていたわけです。

ですのでしょっちゅう汚したり傷つけたりする可能性があって、その汚れが気になる人は大判ではなく小判を使う方が取り換えもマメにでき、ストレスが少なくなるのではと思います。

④大判だと洗いにくい

これも上のデメリットとも関連しますが、ジョイントマットのこれまた良いところとして、そこだけはがして洗えるというところが便利だったりします。

大判でも小判でもそこだけ洗えるといえば洗えますが、例に出した大判で60㎝×60㎝です。

けっこう大きいです。

下の小判のもので30㎝×30㎝と半分の大きさだったりします。

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大きなジョイントマットをどこで洗いますか?

小判だと洗面台でも洗えなくはない大きさです。

大判はまあ無理そうです。

頑張っても洗面所がビチョビチョになりそうです。

そうするとお風呂場や、外の水道でということになるでしょう。

例えばお風呂場でシャワーで濡らして丸洗いするとします。

ジョイントマットだけじゃなく自分も濡れそうです。

大判のジョイントマットの洗いにくさのデメリットの1つ目は、こうやって洗うこと自体が大がかりになりけっこうめんどうだったりするところです。

一気に何枚も洗うとなるとさらに負担が増します。

しかし、ズボンのすそをまくり上げ頑張って洗い上げたとします。

少し振ったりなんかして水分を落とし、タオルなどでさらに水気を拭き取ります。

で、「さてこれで完了!」とさっそく元通りに敷きはしませんね。

EVA素材のものならかなり水に強いですが、やっぱり丸洗いした後は干す方がいいでしょう。

コルクの場合は天然素材としては水には強いのですが、丸洗いしたら完全に乾くまで干して乾かす必要があります。

大きなジョイントマットをどこで干しますか?

それでは「よし干そう!」となっても大判のジョイントマットをどこに干しましょう?

大判のジョイントマットの洗いにくさのデメリットの2つ目が干しにくさです。

風通しの良いところで陰干しするのが良いのですが、一枚だけを立てかけて干すならベランダでも庭でもどこでも干せそうです。

洗濯ばさみで留めて干している方もいますが、この場合洗濯ばさみの跡が付く場合があるのであまりおすすめできません。

立てかけて干す場合でも何枚もになると場所の確保が大変になります。

また、コルクマットの場合だと立てかけて干すと乾いた後に反りがでたり変形したりしてしまう可能性があります。

ですので、平らなところにそのまま置いて干す必要があります。

風通しの良い日影のさらに平らなところを探さないといけないわけです。

60㎝×60㎝の一枚くらいならどこか見つけて干せなくもないですがこれが2枚3枚となった時、干す場所を探すのに苦労したりします。

大判のデメリットからわかること

これまでに説明した大判のデメリットからわかることは、大判のジョイントマット、小判のジョイントマットでそれぞれどういった使い方に向くかということです。

次にそれぞれを簡単にまとめておきます。

大判のジョイントマットが向く使い方

  • 敷く場所の寸法やイメージがはっきりしている
  • 柱など出っ張りのない直線的な部屋
  • 広範囲に敷きたい時
  • それほど汚れやすくない場合
  • あまり交換することを想定していない場合
  • 洗う場所と干す場所が確保できる場合

小判のジョイントマットが向く使い方

  • ジョイントマットの敷き方のイメージを固めていなくて、敷きながら考えたい
  • あまりカットしたくない
  • 狭い場所に敷く場合
  • 柱や家具などの凸凹がある入り組んだ部屋
  • 汚れやすい場所
  • 汚れが気になる性格の場合
  • 汚れたら交換することを考えてジョイントマットを使う場合
  • 洗う場所や干す場所が狭い場合

大判小判を自分目線で柔軟に選ぶ

大判のジョイントマットはメリットも多いのですが、やはり適材適所ということで、使い方によってはデメリットも出てきたりします。

単純に敷く範囲で判断する手も

多くの場合単純に広い部屋に敷く場合は大判を選ばれることが多いでしょう。

逆に狭いところや部分的に敷く場合は小判が選ばれやすいです。

その選択に影響しているのが敷く枚数です。

大きさが変わることで大きく変わるのが、当たり前ですが敷く枚数なのです。

同じ広さに敷くにしても大判なら少なくて済みますし、小判なら多くなります。

敷く広さが大きくなると、敷く手間も増します。

特にこだわりがない場合は、単に敷く範囲の大きさによって選ぶのもアリかと思います。

敷きやすさはがしやすさを考えると

また、ジョイントマット自体の手入れを考えると大判だと洗いにくかったり交換しにくいなどのデメリットが目立ちます。

ただ、部屋の掃除という視点で見ると、ジョイントマットは必ずはがしてその下も掃除する必要があります。

そうじゃないとダニやカビの心配があるからです。

必ずはがすということを念頭に入れると、やはり大判だと広い範囲でも枚数が少ないですし、ましてや狭い範囲に敷いていたらより小判より少なく済むでしょう。

そうなると大判の方が掃除の際に日常的にはがしたり敷いたりがしやすいと言えます。

このようにメリットとデメリットがあるのですが、その中で自分が何を重視するかということを優先して大きさを選ぶと良いのではと思います。

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