ジョイントマットですが、正直に言えば・・・
「嫌い!」
という方も少なからずいらっしゃるでしょう。
でも、やっぱり検討せざるを得ないようなのっぴきならない事情だってあったりします。
「嫌いだけど必要なのはわかってる」という状態・・・
こんな状態であれこれ探していてもなかなかピッタリくるのが見つけられないのは目に見えています。
ネット通販で探している人だと延々とネットサーフィンが続いているのではないでしょうか。
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迷える人の背中を押します
私も実はそんな経験があります。
気が進まないものだから全く決められない。
月日だけが過ぎていきます。
どこかで腹をくくるというか、納得しないと選びにくいんですよね。
私がやっと腹をくくるまでには数ヵ月もかけてしまいました。
いいものを買うことはできましたが、その時にあろうことか、
「もっと早く欲しかった!」
って思いました。
選べなかったのは私じゃ~ん!?と自分にすかさずつっこみましたが。
「嫌いだけど必要」ってもうツンデレの極みです。
でも、そんな時もあるんです。
今回はそんな風に迷いまくっている方の妥協点というか納得できるポイントを見つけるお手伝いをし、背中を押すことができればと思い記事を書くことにしました。
ジョイントマットの必要に迫られる時
だいたい皆さんどんな時にジョイントマットの必要に迫られるのでしょうか?
- 我が子かわいさのため
- 近所から苦情
- 家が傷む
- 高齢の親が心配
のっぴきならない事情として挙げられるのが主にこの4つではないかと思います。
それぞれについて次に詳しく説明していきます。
・我が子かわいさのため
我が子と言っても人間だけじゃなく、同じようにかわいがっているペットも含まれるでしょう。
大事なかわいい存在のためには、自分がジョイントマットが好きか嫌いかなんて言っていられないかもしれないと考えておられる方もいらっしゃるのではと思います。
次に、中でもよく必要を迫られることの多い赤ちゃん対策を例にとって詳しく説明してきます。
赤ちゃんの寝返りやうつぶせ
目に入れても痛くないカワイイ赤ちゃんが自分の力でゴロンと寝返りできるようになり回数も増えていくうちに、うつぶせ状態から頭を上げられるようになったりします。
まだ首がしっかりしてなくて、ガクンと頭が下に下がってしまったりします。
これ硬いフローリングでは頭を打ってしまいそうです。
もちろん柔らかい布団の上でもいいのですが、それもそれで柔らかすぎて心配だったりします。
ジョイントマットなら柔らかすぎず硬すぎず適度なクッション性があるので、やっぱりここで必要と感じるでしょう。
ずりばいやハイハイができるように
そのうち、うつぶせで足をパタパタさせ始めると、いよいよずりばいかな?ハイハイかな?と思いますが、フローリングがツルツル滑って足が引っかからないようにも見られたりします。
やっぱりここでジョイントマットがあったなら、適度に柔らかくフローリングよりも摩擦もあるのでツルツル滑りにくかったりします。
かわいい足がツルツル空振りしているのを見ると、ジョイントマットを嫌いなんて言ってられないなという気持ちになったりします。
お座りだってできるようになった
お座りだって上手にできるようになったりしますが、急にバランスを崩して後ろに頭からゴチンと倒れてしまったりもします。
ジョイントマットがあっても心配と言えば心配ですが、硬い床に打ち付けるよりかはいくらかマシにも思えます。
つかまり立ちして歩けるようにもなったよ
ずりばい、ハイハイなどからさらにつかまり立ちを始めると、またこけることも増えます。
そこからヨチヨチ歩き始めたりもしますが、まだまだ不安定です。
どうしても赤ちゃんは頭の割合が大きいので、こける時は頭をぶつけやすいのですが、立ち上がった状態の高い位置からだとより心配だったりします。
もうここまでくるといよいよ私が好きか嫌いかなんて関係なくジョイントマットが必要という心境になったりもします。
・近所からの苦情
ここまでの流れから言っても、赤ちゃんから大きくなると次はバタバタ遠慮なく走り回ったりします。
まだ苦情が来るまでにはなっていなかったとしても、やはりその騒音が近所に迷惑になっていないかというのは心配だったりします。
マンションなどの集合住宅ですと特に気にかかります。
近所の方ともめるのも絶対嫌ですし、対策を考えるしかなかったりします。
他にも騒音は色々考えられますがその原因となることの多いのが足音も含めた生活音だったりします。
生活音って?
ジョイントマットは生活音の防音に大変向いているのですが、それは生活音には建物の構造など固体を伝わる音も多く含まれるからです。
例えばやはり足音でもそうですし、コップを落としたような音や、ミキサーや掃除機などの家電の音など、衝撃や振動によって固体を伝わる音がそうなります。
弾力性などから衝撃や振動を吸収する防振性を備えることで同時にそれらの防音性も備えているのです。
生活音には他にも人の話し声やテレビやステレオの視聴音なども含まれますが、
ジョイントマットはこういった空気を伝わる音についてはそれほど効果を持っていません。
しかし、空気を伝わる音はボリュームを小さくすることである程度抑えることができます。
固体を伝わる音については、大人はそーっと歩くことはできても小さい子どもには難しかったりしますし、掃除機をかけないわけにもいきませんしなかなか防ぐのが難しかったりするのです。
そうなるとやはりジョイントマットが手軽にできる防音対策になるので、嫌いという理由で突っぱねていられなかったりもします。
・家が傷む
例えばペットと生活している場合、床がボロボロになってしまいやすかったりします。
フローリングでどうしても爪を研いでしまう子もいるでしょうし、走り回ってひっかき傷がたくさんついてしまう場合もあるでしょう。
また、いつも同じ場所におしっこをしてしまって床が変色してしまうことだってあります。
他にも子どもの手押し車であったり、おもちゃを落としたりで傷がついてしまうことも多いです。
賃貸の家ですとあまり傷つすぎると退去の時にお金がかかってしまう場合もあります。
新築を建てたというお宅でもできるだけきれいなままを保ちたいでしょう。
そんな時便利なのがジョイントマットだったりするのです。
・高齢の親が心配
親が年を取ってくるとどうしても筋力も落ちてきますし、足元もおぼつかなくなってきたりします。
ちょっと滑っただけでもバランスが取れず簡単に転んでしまいかねません。
転倒して足を骨折してそれから起き上がるのが億劫になりだして体調を崩してしまうということもあったりします。
高齢者の転倒はある意味子どもの転倒よりも深刻な影響を残す場合が多く、そんなことを考えると嫌いなジョイントマットでも検討しないとという気持ちにもなるでしょう。
そもそもジョイントマットの何が嫌いか
ここまでで説明してきたようにのっぴきならない事情が時には発生したりします。
みなさんの中にも同じような事情を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょう。
便利なのは重々承知なのに、嫌いと感じてしまう。
それは、おおよそ次のような理由ではないでしょうか?
- 安っぽく見える
- オシャレじゃない
- 掃除がめんどうになりそう
- 使ったことがあるけれど意味がなかった
こんなところかと思います。
多くの場合は最初の2つのデザイン性にまつわるところで「嫌い」と感じるのではと思います。
でさらに、実用性についての嫌悪感がくるのではと思います。
しかし、これらの点についてはジョイントマットでもなんとかならなくもなかったりします。
完ぺきではないかもしれませんが、ある程度妥協することもできるのではと思うのです。
なぜ嫌いなのに気になるのか?
ジョイントマットが嫌いなら使わなければいいだけの話なのですが、なぜ気になるのでしょうか?
それはやはりこれまでにもふれていますが、ジョイントマットがちょうど便利だからです。
ちょうど程よいのです。
賃貸でも持ち家でも、広い部屋でも狭い部屋でも、状況を選ばず簡単に使いやすいです。
寸法だって合わなければ一枚減らしたり、切ったりできて大変扱いやすいです。
足らなければ追加注文することだってできます。
それにお値段もお手頃です。
嫌いな要素以外はちょうど良すぎだったりします。
好きにならなくてもいい・・・妥協のしかた
何だか恋愛の話のような見出しになってしまいました。
恋愛だと好きじゃないとどうかと思いますが、なかなかすべてが完璧な相手というのを見つけるのは確かに難しかったりもします。
ここから一気にジョイントマットにつなげるのも強引かもしれませんが、ジョイントマットだってそうなのです。
「それほど好きではないけど悪い人でもない」
話がごっちゃになりますが、そんな風にジョイントマットを位置づけてはどうかというのを提案したいのです。
上で紹介した嫌いな点に対応する形で妥協案を紹介していきます。
・安っぽく見える
ジョイントマットが嫌いな理由にこの点が上がることが多いでしょう。
ジョイントマットの多くはEVA素材などのビニールの素材が使われています。
この素材は水にも強くクッション性もあり便利ではあるのですが、加工もしやすく量産もしやすいので多くは低価格で販売されていることが多いです。
この点はそのままビニール製品の素晴らしさのですが、その反面どこでもどんな製品にでも見られるような素材なので、どうしても安っぽく感じてしまうというところもあります。
安っぽさを違う素材で挽回
安っぽさを感じるというのは、EVA素材のEVA素材たるところが嫌いというわけになるので、それならば違う素材だといいのではと思うわけです。
例えば同じジョイントマットでもコルクマットがあります。
コルクの床材は皇室の方のお宅にも使われたという話があるくらい、しっかりした特性を持つ高級な床材になります。
コルクは天然素材の優しい肌触りや、クッション性、水への耐性の高い優れた素材になります。
高級な床材に対しコルクマットは比較的低価格なのですが、品質の違いはあれど同じ素材が使われているので、決して安っぽくは見えないと思います。
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・オシャレじゃない
これは先ほどの安っぽく見えるというのにも関連しますが、特にインテリアに凝っているような方からするとジョイントマットは邪道のようにとられてしまい「嫌い!」と思われている場合もあるかもしれません。
ジョイントマットは小さいお子さんがいらっしゃるご家庭で使われることも多いので、それを敷くことで子どもによりすぎた部屋になるという印象も強いでしょう。
それはそれでかわいくもあるのですが、できるだけ生活感を排除したインテリアが好きな人や、どうしてもインテリアは妥協したくないという人もいるでしょう。
しかし実はジョイントマットは柄物こそ少ないですが、カラー展開が豊富なものも多く、うまく選ぶことができたならオシャレに敷くことも可能なのです。
おすすめは白の木目調
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やっぱりオシャレということで私が一番おすすめなのが白の木目調です。
ジョイントマットが嫌いな方は意外とこの良さをスルーされているかもしれません。
ジョイントマットは木のフローリングに敷かれることが多いですが、白の木目調だとどんな色のフローリングにも合わしやすくしかもオシャレに見えます。
もちろん木目調のものには白以外にも何色かあります。
白以外の木の色と言えば茶色であったりベージュであったりしますが、ちょうど自分の家の床色に合う色味を探すのってけっこうハードルが高いです。
白だと同系色とも相性が良いですし、濃い色の中にあっても差し色のようにオシャレになるので失敗が少ないのです。
ただ、白だと傷や汚れが気になったりします。
そこで木目調が活きてきます。
木目調の柄がところどころ入っているので、真っ白のものよりも傷などが目立ちにくくなるのです。
今気になっているオシャレなボーダー
あと、今一番気になっているのが、白とグレーの2色のジョイントマットを使ってボーダーに敷く方法です。
この敷き方一つで部屋がグンとオシャレに変身します。
ボーダー柄のポップさは部屋のインテリアスタイルに対し「崩し」や「差し色」のような効果をもたらせてくれるのです。
リビングでも子ども部屋でもキッチンでもこの敷き方で、どの部屋でもオシャレをプラスできます。
ジョイントマットが嫌いという方も一度「ジョイントマット ボーダー」で画像検索していただけたらと思います。
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ジョイントマットの醍醐味がここにあり!
こうやって自分で好きなようにカラーを選んだり、配色を考えたりできることがジョイントマットの醍醐味でもあります。
カラーは1色でも2色でも3色でもいいわけです。
並べ方もチェックでもいいですし、なにも四角形に敷き詰めなくてもいいわけです。
例えばボーダー状に敷くにも小判と大判でボーダーの幅も違います。
ジョイントマットが嫌いだという原因がデザイン性にある場合、これだけ色々バリエーション豊かに自分で組み合わせられるというのを知っていただけたら印象も変わるのではと思います。
・掃除がめんどうになりそう
ジョイントマットが嫌いな理由で掃除のめんどうさというのは耳が痛いです。
確かにちょっとめんどうかもしれません。
床の汚れや傷対策としてはいいのですが、掃除となると必ず定期的にジョイントマットをはがしてその下も掃除する必要があるからです。
はがしての掃除を怠るとホコリやチリ、ダニやカビの温床になりかねません。
ただ、ジョイントマットだとラグやカーペットよりはずいぶんはがしての掃除は楽だったりします。
なんせパズルのようになっているので、部分部分をはがして掃除機をかけることだってできるからです。
さらに水で丸洗いできるものも多く、大変衛生的です。
・使ったことがあるけど意味がなかった
ジョイントマットが嫌いな理由の中に実際に使ってみての結果として嫌いになったという方もいらっしゃるでしょう。
ジョイントマットはカラーが豊富だということはこれまでにもふれましたが、それだけじゃなく種類も豊富ですし、品質についてもピンからキリまであったりします。
自分の要望に合ったジョイントマットでしたか?
なんせバリエーションが豊富なのでうっかり自分の要望に合わないものを手にしてしまう可能性もあります。
例えば、重たい家具の下に敷きこんで地震の際の防振対策としてジョイントマットを使いたいという場合もあるでしょう。
ただその時、柔らかめのものを選んでしまうと、家具の重みですぐにぺちゃんこになってしまって防振効果が薄れてしまったりします。
そうなると意味がなくなってしまいますが、実は硬さも色々あるのです。
硬めのものさえ選んでいれば十分に防振対策になるわけです。
しかし、硬さが色々あることを知っている人は少ないでしょう。
そうすると、この場合単に「ジョイントマットは意味ない。嫌い。」とジョイントマット全般が嫌いになりかねません。
ジョイントマットは何で選べばいい?
つまり、自分の要望や使い勝手にマッチしたジョイントマットを選ぶことが大切なので、そのポイントを簡単にあげておきます。
- 1枚の大きさ(大判or小判)
- 厚さ(1~2㎝前後)
- 素材
- カラー
- 必要になる枚数
- 防音性
- 断熱性
- 安全性
- 弾力性(硬さ)
- 水分への耐性
- 床暖房への耐熱性
ザッとこんな感じかと思います。
品質についてはなかなか一概には言いにくいところもありますが、やはり安すぎるものの中に特に品質の悪いものがある場合が多いです。
それほど高額でなくてもいいのですが、それ相応の価格で先ほどあげた選ぶポイントや製造した場所などについての表記がしっかりなされているものを選ぶようにしましょう。
他にもこんな方法
ジョイントマットがどうしても必要な事情があり、妥協案も知ったけどそれでもやっぱり嫌いだという方もいらっしゃるでしょう。
必ずしもジョイントマットじゃなければならないというわけでは決してないのです。
その「ちょうど良さ」は大変魅力ですが、他にも方法はあったりします。
例えば下のラグは低反発で防音効果もあります。
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このラグは特に遮音性に優れています。
子どもの足音対策にも大変向きます。
ラグはジョイントマットのようにパズルのようではなく一枚ものになっているので安定感はありますが、簡単に洗うというのは難しかったりします。
しかし中には洗いやすさをウリにしているラグもあるかもしれません。
ラグにもバリエーションが豊富にあるのです。
メリットとデメリットは何にでもあるので、それを知って納得できるものを探すといいでしょう。
さいごに
ジョイントマットがに嫌いだけど必要だという方の決断の後押しができたでしょうか?
物にはそれが必要な時というのがあって、決断が遅れるということはその間は不便を被り生活の質が下がっている状態とも言えます。
それは数値化もできませんし、原状を維持しているだけで大きな不便を感じないかもしれません。
しかし、もしその時すぐに必要なジョイントマットを敷いていたなら、赤ちゃんがハイハイするようになる日がちょっと早まったかもしれませんし、ペットの猫ちゃんがつける傷も少し減っていたかもしれません。
必要なその時に必要なことができたなら、そういった日常の些細な変化を大事にできたのではと思います。
ですので、最後に声を大にして言いたいのは、
「今を大事にするためには悩むのはほどほどに!」
ということです。
さんざん悩んで前進のない日々を延々と過ごしてしまった私は身に染みてそう思います。
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