ジョイントマットは大変便利な特性をいくつも持っているので、その家庭の必要に応じて様々な場所で使われています。
汚れたり傷んだりしても、その部分だけを洗ったり交換したりして新陳代謝を繰り返すようにしながら長く使い続けることができるのですが、そろそろジョイントマットを卒業しようかなというタイミングも来たりします。
そんな時ジョイントマットの代わりになるのがラグやタイルカーペットだったりします。
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目次
ジョイントマットの特性
- クッション性
- 汚れ、傷防止策
- 防音性
- 断熱性
- 防寒性
- 防水性
- デザイン性
そもそもジョイントマットに求められていたのは上の6つではないでしょうか。
ですのでこれらを満たす敷物を選ぶとジョイントマットの代わりとして使えると考えられますが、ラグやタイルカーペットだと種類によっては差はあるもののたいていのもので満たせるのではと思います。
ジョイントマットの代わりにラグ
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大変手軽にジョイントマットの代わりになるのがラグになります。
ジョイントマットは部屋では部分的に敷かれることも多いのですが、場合によっては部屋全体に敷きつめられることもあります。
部分的に敷くのに代わりになるのがラグで、全体的に敷くのに代わりになるのがカーペットになります。
カーペットでも同じように便利に使えるものも多いですが、今回はラグを例にとって説明していきます。
遮音効果まで望めるラグも
例えば上に紹介したラグですと、低反発素材になっていて防音性に関しては遮音効果も期待できるほどで一般的なジョイントマットよりも優れていると言えます。
厚さは20㎜もあります。
20㎜と言えばジョイントマットでも極厚の部類に入る厚さです。
ジョイントマットでも厚みがあればある程、防音、弾力、断熱などの性能に関しては効果が上がると言えますが、このラグにおいてもやはり同じことが言えます。
低反発素材ならではの弾力性
この低反発ラグのは小さな気泡が集まってできた低反発ウレタンフォームが使用されているので、それならではの弾力性があります。
反発の強いものだと、衝撃に対してあまり沈み込まず強く反発するので硬く感じたりもします。
低反発ですと衝撃に対しての反発が少なくゆっくりと沈み込んでいくので柔らかく感じます。
ですので優しい安心感もあり、小さなお子さんにも使いやすかったりします。
防寒対策に対しては?
ウレタンは耐熱効果も高く、この低反発ラグも床暖房や電気カーペットと併用することもできます。
また、この低反発ラグの説明にはありませんが、ウレタンは一般的には断熱材としても使用されることもあるので、床暖房や電気カーペットが無くても床の底冷えを低減させてくれたり、暖房の効きを良くしてくれます。
だからと言って夏は暑くなるのかというと、そういうわけでもなく冷房の効きを良くしてくれますし、毛足が短いのでまとわりつかずサラッとした使い心地だったりします。
つまりオールシーズンに対応できるように工夫されているのです。
選べるカラーとサイズと形
ラグはジョイントマットに比べるとデザインの種類が豊富です。
例に出した低反発ラグでも、カラーやサイズばかりでなく形も選べます。
カラーは6色もありますし、形はオーソドックスな正方形、長方形の他、円形もあります。
ですので、例えば小さいお子さん対策にジョイントマットを使われているような家庭で、お子さんが大きくなり転倒の危険や、走り回る音の防音などの必要がなくなるタイミングでデザイン性の高いラグに代えられたりするパターンが増えます。
ラグはデザイン性重視の敷物としても認識の方が多いのです。
ラグはデザイン性だけではない
正直ラグに求められることの多くが、デザイン性や肌触りだったりします。
例に出した低反発ラグのように多くの性能をラグに求められることを知らない方も多かったりします。
しかし、お子さんが大きくなればそれらの性能が必要なくなるかと言えば決してそうではありません。
生活していく上で生活音は必ず出ますし、防寒対策も欲しいですし、柔らかい弾力性もあった方がいいでしょう。
便利な特性とデザイン性を兼ね備えているラグだと、ジョイントマットの代わりとして便利な特性を発揮しながらも、さらに高いデザイン性で部屋に新しい空気を吹き込んでくれるので大変重宝するのではと思います。
代わりにラグを使う時の注意点
ただ注意点としては、ラグはジョイントマットのように1ピースずつをつないでいく形ではなく一枚ものになるので、汚れたり傷ついたりした部分だけを洗ったり交換したりということができない点です。
また、ジョイントマットほどの防水性を備えているラグも少ないので、例えばジュースのような水分をこぼしてしまうとビチョビチョになってシミができてしまう場合もあります。
ベタベタしてもジョイントマットなら簡単に水で丸洗いも可能です。
ラグの場合ですと丸洗いできるものもありますが、できないものも多いですし、たとえ洗えても一部分を洗うのに一枚丸ごと洗う必要があるので、洗うのも干すのも大変です。
ジョイントマットの代わりにタイルカーペット
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ラグですと部分的に敷くことの多い敷物だということは説明しましたが、反対に全体的に敷くのにも向くのはタイルカーペットだったりします。
ジョイントマットは耳をつなげて敷いていきますが、タイルカーペットは耳はなくフローリングに吸着させて敷いていきます。
固定の仕方は変わりますが、例に出したタイルカーペットのように部分的に洗うのに水で丸洗いもできるものも多いですし、同じように汚いものだけを交換することもできます。
また、ジョイントマットと同じように自分でカットできるのでサイズ調整が大変楽だったりします。
床の傷や汚れ対策に最適
ジョイントマットを床の傷や汚れ対策に使われる場合も多いですが、これに関してはタイルカーペットの方が使いやすいかと思います。
敷物の上には家具を置くことも多いでしょう。
テーブルの脚の跡が傷になったり、イスを毎日押したり引いたりしているうちに無数の傷がフローリングについてしまうこともあります。
そういった傷の対策としてジョイントマットが使われる場合、その硬さによっては荷重のかかり方によって不均衡に凹凸ができ、テーブルやイスがグラグラしてしまう場合もあります。
その点、タイルカーペットですと比較的薄めのものが多くそれほど沈み込みに差ができることもありません。
ですので、テーブルやイスの傷対策としては代わりというよりかさらにレベルアップになります。
ただ、薄さがポイントになるので種類にもよりますが、クッション性などの性能に関してはジョイントマットの方に軍配が上がるかと思います。
防音性や断熱性などは代わりにふさわしいか?
性能のうち、防音効果についても種類により大きな違いがあります。
かなり効果的に遮音ができるものもあれば、例に出したタイルカーペットのようにちょっとした生活音を低減できる程度のものまであります。
断熱性についても同じく種類による差があります。
例のタイルカーペットだと底冷え予防にはなるようです。
種類によってはジョイントマットより突出した効果を発揮するものもありますが、一般的によくあるタイプのものの特性はジョイントマットよりも少し低減するかなといった印象です。
タイルカーペットのデザイン性
タイルカーペットは落ち着いたカラー展開のものが多いかなといった印象です。
ですのでどんなインテリアにも合わせやすいですし、家庭ばかりでなくオフィスにも向きます。
また、ジョイントマットのようにつないで並べられるので、チェックのように違う色味と交互に並べていくこともできます。
タイルカーペットの注意点
タイルカーペットはジョイントマットの代わりとして同じような使い勝手になるので便利ですが、ジョイントマットとは違い凹凸のある場所には敷きにくくおすすめできません。
例えば畳の部屋でも敷いて使っていらっしゃる方はいらっしゃいますが、どうしてもヘリの部分に凹凸ができてしまったりします。
両面テープなどで固定できなくはありませんが、がっちり固定をするとはがしての掃除がしにくくなってしまいます。
畳の上に敷物を敷くというのは畳の自然な働きを阻害してしまうことでもあります。
ですので敷きっぱなしにしてしまうとダニとカビの巣窟になってしまう場合があります。
それを防止するために、必ず定期的に敷物をはがしての掃除が必要となるのです。
つまり、はがしたり敷いたりすることを想定して敷いていく必要があり、はがしにくく固定してしまうのは好ましくありません。
まとめ
ジョイントマットの代わりとしてラグもタイルカーペットも重宝します。
ラグだとデザイン性も性能も高いものが手に入りやすいですが、部分的に洗ったり交換したりができません。
タイルカーペットですとほとんどジョイントマットと同じように使えますし、テーブルやイスなど家具の傷対策にはさらに便利になります。
性能的には突出して優れているものも探せばあるのですが、一般的に手に入りやすいものだとジョイントマットの方が性能もバランスよく備えていて、
使い勝手がいいかなといった印象です。
デザイン性と性能の高さに重きを置くならラグ、傷防止対策と衛生面に重きを置くならタイルカーペットといったところではないでしょうか。
ご自分が何を大事にするかということで選択されるといいのではと思います。
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