コルクマット感が目立たないよう床材風に見せるコツ

コルクマットはマットとついているので、玄関マットやキッチンマットなどとして使ったりもします。

他にもラグのように使われることも多く、個人的にもそのような部分的に敷く使い方の方が正直向いていると思います。

敷く範囲が狭い方が扱いやすいので衛生的に使いやすいからです。

しかし、一方でフローリングなどと同じしっかりした床材のような感じで、部屋全体にピッタリと敷き詰められる方も多いです。

コルクマットを床材として見ると安っぽくも

コルクマットをマットやラグとして見ると特に安っぽくは見えず、オシャレですし高級な感じすらします。

しかし、どうしても床材として見て比較すると、安っぽく見えてしまう場合があります。

実際にコルクマット自体の値段は床材よりも低価格のものも多いです。

ただ、やはり特に安っぽくは見えず、後で詳しく説明しますが、その原因はその物自体よりも敷き方など違うところにあるのではと思います。

コルクマットを床材と遜色なく敷ける場合も

しかし、敷き方によっては決して床材と遜色なく見えたり使えたりする場合もあります。

それが可能なら、低価格で高満足のコルクの床になるでしょう。

ですから、今回はいかにコルクマット感が目立たないように、床材のしっかりした感じを出せるかというコツについてお話していこうと思います。

コルクの床材の特徴

まずは、それぞれの特徴から違いを知ることが大切になります。

最初にコルクの床材の特徴から見ていこうと思います。

コルクの床材には大きく分けてコルクタイルとコルクフローリングがあります。

●コルクタイルの特徴

コルクタイルとは、多くの場合1枚の大きさが30㎝×30㎝など正方形の一片一片を、接着剤や両面テープなどを使い並べて敷いていく床材になります。

コルクマットも同じような正方形の一片一片をつなげて敷いていくので、きっちり敷けたならコルクタイルのようにも見えなくもなく、コルクマット感が目立たなくなるでしょう。

3~5㎜ほどの厚みで、表面にセラミック粒子やウレタン樹脂を塗布して仕上げ、強度を高めたり傷や汚れがつきにくくなるように加工が施されているものも多いです。

もちろん無塗装のものもあります。

接着剤などでしっかり固定するので簡単にはがれたりしません。

賃貸住宅などで接着剤などが使えない場合ははがせる接着剤や両面テープもあるのでそれらを使っても施工できます。

●コルクフローリングの特徴

コルクフローリングは、木のフローリングのように長方形の床材をサネをかみ合わせて敷いていきます。

固定方法としては、接着剤とさらにスクリューネイルを下地にあたる木に直接打ち込んで固定する方法と、接着剤などだけで固定する方法、固定しない方法があります。

もちろん接着剤やスクリューネイルが使われている方がしっかり安定します。

しかし、サネをかみ合わすのでそれらがなくてもけっこうしっかりします。

コルクフローリングは、100%コルク素材のものもありますが、合板やクッション材の上に薄いコルクシートが貼り付けられているようなものもあります。

この表面もウレタンなどで仕上げられているものも多いです。

厚みは1~5㎜前後のものが多いかと思います。

コルクマットの特徴

コルクマットは近くのホームセンターなどでも手に入れられますし、敷く時も自分で簡単に敷け、ライトな感じで家に取り入れられます。

コルクタイルのところでもふれましたが、同じように一片一片が正方形になっています。

しかし、コルクマットはそれだけではなく、4辺に耳がありそれをつなげて敷いていきます。

ですから接着剤などがなくても簡単に外れたりはしないものの、手で外すことも可能です。

素材としては、100%コルクのものもありますが、EVA樹脂などの合成樹脂の表面に薄いコルクシートが貼り付けてあるような構造のものがほとんどです。

このような構造のコルクマットは、コルクの床材よりも柔らかいことが多かったりします。

コルクの床材とマットの違い

ここまでのことから、コルクの床材とマットの大きな違いが「固定の仕方」になります。

コルクの床材は多くの場合、接着剤や両面テープ、スクリューネイルのような釘などを使ってしっかり固定していきます。

コルクフローリングだとサネをはめ込むのでよりしっかりします。

一方、コルクマットは接着剤などを使ってまで固定されることはあまりありません。

この設置する方法の違いから、安定感に違いがでます。

コルクマットが安っぽく見えてしまう原因

床材はつなぎ目もほとんど目立たないほど密着して敷けますし、ズレを起こしたり、浮き上がってきたりという心配が少なく安定感があります。

コルクマットでもつなぎ目がほとんど目立たないほどピッタリ敷くことも可能ですが、どうしても柔らかい素材なので劣化もしやすく、そうなると変形し浮き上がってしまう場合もあります。

固定もしないことが多いので、ズレてしまう場合もあります。

まさにこれらのことが安っぽく見える原因にもなるのです。

つまり、コルクマット感が目立たないように敷こうと思うと、「しっかり固定」し、「安定感を高く」し、「つなぎ目を目立たなくする」ということがポイントになるでしょう。

コルクマット感が目立たない敷き方

それでは、実際にここまでで分かったポイントを押さえて、実際にどういう風に敷いていくかということを説明していきます。

ただ、その方法は今回のテーマであるコルクマット感が目立たないようにということに特化する方法なので、違う視点から見ると注意点があったりします。

そういったことも併せて説明していこうと思います。

●部屋全体にピッタリ敷き詰める

これは、コルクマット感を目立たないようにするための基本となり、取り立てて書かなくても多くの方がとられている方法ではと思います。

コルクの床材はもちろんピッタリと敷き詰めて使うので、同じ敷き方をすることでコルクマット感が目立たなくなるというわけです。

コルクマットは自分でカッターやハサミを使って簡単にカットできるので、部屋の大きさや形に合わせて手軽に敷きやすいです。

ピッタリと壁や家具まで隙間なく敷き詰めることでズレにくくなりますし、つなぎ目もピッタリと密着させられるので目立たないようになるでしょう。

また、敷き詰めるだけで床に貼り付けない場合は、はがしてその下を掃除したり、汚れたピースだけをはがして洗ったり、交換したりということも簡単にしやすく、

他の方法に比べると衛生的に使いやすくもあります。

ピッタリ敷き詰める時の注意点

できれば背が高くて重量のあるような食器棚や本棚はコルクマットの上に設置しない方がいいでしょう。

コルクマットはコルクの床材よりも柔らかいものが多く、重量のあるものを設置した場合沈み込みがひどくなってしまう場合があります。

重心が偏ってしまうと沈み込みに差が出てしまいグラグラして倒れやすくなる場合があります。

家具に沿ってコルクを敷しいても、全体に敷くのと同じような統一感が出るので、できれば避けて敷くようにしましょう。

また、コルクマットの種類によっては、湿気が多い梅雨時などに湿気を吸収して膨張し、つなぎ目が浮き上がる場合があります。

これは時期的なものであることが多いですが、はがれやすくなったり足を取られてしまったりすることがあるので注意が必要です。

●コルクマットをまたはがせる方法で貼り付ける

ピッタリ敷くと同時に、はがせる接着剤や両面テープを使って貼り付けるとさらにしっかりした安定感が出てコルクマット感が目立たないようになるでしょう。

貼り付けるので湿気による浮き上がりも防げます。

はがせるものがおすすめな理由は、コルクマットはコルクの床材に比べ耐久性がないことが多いからです。

ですから、劣化が比較的早いですし、劣化してくるとぺちゃんこになってしまうなどして使いにくくなる場合があります。

また、コルクマットは比較的価格も低く、いわば使い捨てのように、どうしても汚れや傷がひどくなるとその部分だけ捨てて新しいものに交換することもできます。

そういった特性を生かすにもはがせるものがいいかと思います。

はがせる方法で敷く時の注意点

しかし、はがせるからと言って、しょっちゅう貼ってはがしてというのには向きません。

ですので、基本的に一度貼り付けると、掃除の度にはがしてコルクマットの下も掃除するというような使い方はしにくくなります。

また、はがせる接着剤や両面テープは、使用状況などによってすぐにはがれてしまったり、はがしくくなってしまったりする場合があるので、必ず用途に合ったしっかりしたものを使う必要があります。

●コルクマットのつなぎ目を裏面からテープで固定

安定感は欲しいけれど、定期的にはがしてその下の掃除もしたいという場合は、コルクマットのつなぎ目だけを裏面からテープで固定し、床には固定しない方法もあります。

この方法でも湿気による浮き上がりは防げるでしょう。

しかし、部屋全体に敷くコルクマットのつなぎ目全部を固定してしまうと、大きくなりすぎて扱いにくくなります。

ですので、ちょうど扱いやすい大きさで数ブロックに分けて固定していくといいでしょう。

ブロックごとのつなぎ目は固定しませんが、小さなピースが集まって大きなブロックになっている状態なので、つなぎ目自体が少なくなり、さらに1辺のつなぎ目は長くなります。

ですので、しっかりつなぐことができ、コルクマット感が目立たないように敷けるでしょう。

さらにはがせるテープであったなら、一部分だけが特に劣化してしまったという場合でも、そこだけ交換することもできなくはないでしょう。

つなぎ目をテープで固定するときの注意点

普通のテープでもはがせるテープでも、しょっちゅう1ピースだけはがしてそこだけを洗ったりというようなことは難しくなります。

コルクの床へのリフォームを低価格でするには

コルクの床材を家庭に導入しようとリフォーム業者さんにお願いしたなら、しっかりきれいに敷いてはいただけますが、けっこうな費用がかかったりします。

それならば、自分でしようと思ったとしても、最近のDIYブームで比較的素人にも簡単に敷きやすいアイテムがあったり、簡単な方法があったりもするでしょう。

「床材を自分で貼るのは簡単」と言えど大変

しかし、いくら簡単と言えど、寸法を測ったり、カットするにものこぎりが必要だったり、場合によっては下地を整える必要があるなど、それなりの手間は必要になるでしょう。

私も何か所か自分の家の床を貼りましたが、道具の大切さや、しっかりした計算の大切さ、そして何よりもプロの方の技術力や仕上がりのきれいさを身をもって知りました。

いくら簡単と言われる方法でも「コルクマット感」ではないですが、「自分でやった感」が目立たないようにするのは大変難しいです。

コルクマットなら低価格自分できれいが可能

コルクマットなら、カットの必要があってもカッターなどで簡単に切れますし、あまり難しいことを考えなくても簡単に仕上がっていきます。

さらに、コルクの床材の貼り方を取り入れてしっかり敷けたなら、素人の作業であってもコルクマット感が目立たないように敷くことも可能になるでしょう。

ただ、耐久性はそれほど求められないので、その覚悟は必要になります。

しかし、どうしても耐久性も欲しいという場合は、少しお高くなりますが100%コルクのものを使われるといいのではと思います。

あまりホームセンターなどでは見かけませんが、ネット通販で購入できるところもあるので一度のぞいてみられてはと思います。

さいごに

コルクは見た目にも大変オシャレですが、コルクの床材ですと幼稚園や保育園、老人福祉施設などにも使われることが多く、

安全性や機能性をも兼ね備えたしっかりした高級床材という印象もあります。

その印象のままにいかにコルクマットでコルクマット感が目立たないように敷くかというのは、正直矛盾していますが、大変知りたいことでもあるのではないでしょうか。

なぜなら、多くの方が、できるだけ低価格で高品質を求めるからです。

それを可能にするには、色々な情報を知り、色々な工夫をするといいでしょう。

特に実際に施す工夫は丁寧にしっかり行わないと、よりチープに見える原因になる場合があります。

ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、素敵な部屋を作り上げていただけたらと思います。

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