赤ちゃんのための和室のコルクマット使用に物申す!

コルクマット

ちょっと大げさで偉そうなタイトルをつけてしまいましたが、赤ちゃんのことを思うと実際このくらいの勢いで、ぜひ和室にコルクマットを使われる場合に知っておいていただきたいことがあります。

コルクマットはクッション性があるので、ちょっとおむつ替えの時に寝かせたり、お昼寝をその上でさせたりということもしやすいです。

赤ちゃんが成長し動き始めると、頭などを床にぶつけてしまうことも多くなりますが、そんな時でもクッション性が役立つでしょう。

水にも強いですし、丸洗いもできますし、扱いやすさも魅力です。

断熱性や保温性も期待できるので、冷暖房の効きも良くなり部屋を快適な温度に保つこともできますし、赤ちゃんにとってはメリットが多いのですが、何に物申したいかというと、「和室」で使うというところです。

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和室と言えば畳

そう、和室と言えば畳です。

これがコルクマットを使う時に問題になりやすかったりします。

畳は日本の風土に合った優れた床材です。

イグサの香りは高いリラックス効果を生みますし、クッション性にも優れています。

湿気に対しても、空気中の湿気が多い時は吸収し、少ない時は放出するような天然素材ならではの調湿効果を持っており、部屋の湿度をある程度保ってくれます。

また、ホルムアルデヒドなど空気中の有害物質を吸着してくれる働きもあるので赤ちゃんにも安心でしょう。

和室の畳のデメリット

しかしですね、何にでもメリットがあればデメリットがあり、和室の畳も例外ではありません。

畳のデメリットとして挙げられるのが、ダニやカビが発生しやすいというところだったりします。

ダニもカビも温かくて湿気もあり、栄養となるものもあるところに繁殖します。

畳には細かい隙間が無数にあるので、住処としてもうってつけとなります。

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ダニやカビは高温多湿で大繁殖することも

特に高温多湿になると非常に活発になります。

ですので高温多湿で、さらに不衛生でダニやカビの栄養となるホコリやチリなどが多いと大繁殖してしまう場合があります。

カビはダニのフンや死骸をも栄養にしますし、ダニはカビをも栄養にするので悪循環が簡単にできあがります。

オールシーズン繁殖しないとも限らない

特に梅雨時や夏は注意が必要となりますが、最近では気を付けないとオールシーズン悩まされる場合もあります。

最近の住宅は高気密高断熱の家が多く、冷暖房の効きもいいので一年中快適な温度で過ごすことが可能になっています。

赤ちゃんにとっても大変過ごしやすくなるでしょう。

ただ、ダニやカビにとっては良いことばかりでもなく、冬でも暖房がしっかり効いた暖かい部屋で過ごせるとなると、ダニやカビに必要な条件の「高温」がまずそろいます。

冬に部屋が暖かくなると、家の中の温度と外の温度の温度差から結露がみられるようになります。

また冬は乾燥を防ぐために加湿器を使われることも多くなるでしょう。

赤ちゃんがいると湿度の管理もしっかりされる方も多く、ついつい湿気が多くなりがちだったりします。

そうなると次は「多湿」がそろいます。

さらに、ただでさえ赤ちゃんがいると掃除しにくいのですが、寒いと窓を開けるのも億劫になり掃除の回数が減ったり、天気の関係からも布団を干したり毛布を洗ったりする機会も減りがちになります。

そうなるとホコリやチリなども増え「栄養」がそろいます。

和室にコルクマットを敷くということ

そんな高温多湿でダニやカビが繁殖しやすい和室の畳ですが、さらにその上にコルクマットを敷くとどういったことが起こるかというのは皆さんもなんとなくお分かりではないかと思います。

コルクマットを一度敷いてしまうと、それをはがしての掃除が面倒になりがちです。

特に、部屋全体にピッタリと敷き詰めて使われる方は、はがして掃除をする発想が無い方も多いです。

ただ表面さえ掃除機をかけたりしておけばいいだろうと思われていたりするのではと思います。

しかし、コルクマットを敷く場合は必ずはがしてその下も掃除する必要があります。

フローリングはもちろん、和室の畳だとなおさらです。

コルクマットと畳でダニとカビの楽園になりやすい

そもそも、高温多湿で和室の畳にはダニやカビが繁殖しやすいのに、さらにその上にコルクマットを敷くとさらに暖かく湿気もこもりやすくなります。

コルクマットは1枚1枚をつなぎ合わせて敷いていきますが、どうしてもそのつなぎ目から下にほこりやチリも入り込みやすくなります。

さらに、ジュースなんかをこぼしてしまうと、表面だけきれいに拭き取っても、

つなぎ目から下にまで流れ込んでしまう場合もあります。

そうやってどんどんダニやカビにとって好条件となっていくのですが、そんなこととはつゆ知らず、コルクマットをはがしての掃除をしないでいたり、さぼってしまったりしているうちに、

あれよあれよとその下はダニやカビの楽園となっていくのです。

アレルギーや病気の原因

ホコリ、チリ、ダニ、ダニのフン、ダニの死骸、カビなどはハウスダストとも言われ、アレルギーや病気の原因ともなります。

赤ちゃんはまだ免疫力も低く、これらの影響を大変受けやすいです。

知らないうちに、これらのハウスダストに大切な赤ちゃんをさらしてしまう場合があるのです。

和室の畳の上にコルクマットを敷く時は必ずはがしての掃除が必要だということは説明しましたが、もしこのことを知っていなかったら、より多くのハウスダストにさらしてしまう可能性が高まります。

和室とコルクマット。では、一体どう考える?

では、和室にコルクマットという選択をどう考えればいいでしょうか?

正直、マメに掃除ができないとか、特に高気密高断熱の家で結露しやすいだとか、その家庭の事情によっては和室の畳の上に敷くのは、赤ちゃんの健康を考えると避けた方が無難でしょう。

クッション性だったら畳そのものにもあります。

ただ、特段そういった事情もなく、マメに掃除ができるのであればコルクマットは大変重宝する敷物となるでしょう。

とすると、少し発想を変えて、マメに掃除がしやすい方法があったなら衛生的に使えるのではないでしょうか。

全体ではなく部分的に敷いて掃除しやすく

なにも和室の部屋全体に敷かなくても、必要な部分にだけ敷くといいでしょう。

ついつい家具の下にも敷きこみたくなりますが、あえて家具を避けて敷きます。

コルクマットは敷きたい範囲にだけ敷いたり、敷く場所の形に合わせて自分でカットしたりもできるので、家具に沿ってピッタリを敷きやすかったりします。

そうすることで、簡単にはがしやすくなりその下もマメに掃除ができます。

玄関マットやキッチンマットのようにあくまで部分的に使うマットとして、汚れたら洗ったり、簡単にどけて掃除ができるようにしておくのです。

コルクマットが湿ったら完全に乾かす

また、湿気がダニやカビに対して大きく影響しやすいので、コルクマットに何かをこぼしたり、洗ったりなどして湿り気を帯びている時は、

必ずしっかり乾かすようにします。

特に裏面が湿ったままで敷いてしまうと乾きにくくなりダニやカビの繁殖を促進させてしまいます。

これをその都度その都度ちょっと意識するだけで大失敗を防げ、楽に使い続けられます。

もうすでに和室で使っている人へ

ここまで読んでいただくと、和室でコルクマットを使うのが嫌になってきたという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ここまでに説明してきたことは、コルクマット以外でも敷物全般に多かれ少なかれ言えることでもあります。

中でも、コルクマットは通気性がなく断熱性が高いものが多いので特に注意が必要になるのですが、他にラグを使ってみたりクッションフロアを使ってみたりしても、必ずダニやカビに対する対策を考えておく必要があるのです。

それでも、衛生的に使えたなら問題ないのですが、

「もう使いたくない!」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そんな場合もすぐに捨ててしまう必要はないでしょう。

畳の部屋よりも幾分リスクの少ないフローリングの部屋で使ったり、キッチンマットとして数枚使ったり、

玄関マットやお勝手口のマットとして必要な分だけ使ってもいいでしょう。

他にも、キャンプの時にテントの中に敷くマットとしても使えますし、ピクニック用のシートのように使ってもいいでしょう。

片付けておいてもコンパクトに重ねてしまっておけるので、そう場所をとりません。

災害の時にもちょっとあると寝転んだりもしやすいですし、家庭に1セットあると色々な場面でかゆい所に手が届くように便利に使える場面があったりします。

まとめ

綺麗好きの人がいつもきれいにして使われるのなら、それほど和室にコルクマットを敷くのが問題になることもないかもしれません。

ただ、いくらきれい好きの人でも、赤ちゃんがいるとそれまでと同じように自分のペースで納得できるまで掃除をするというのは不可能に近くなるでしょう。

当然赤ちゃんが中心の生活になりますが、なんせ可愛くて大切な存在なので多少ペースを乱されてイライラしても、寝顔や笑顔を見るとすべてチャラになったりします。

チャラにできなかった分は、パートナーに向かいもめることも多くなりがちですが、そんなこんなの毎日の中で、親も同時に人間として育っていきます。

何もかもが完ぺきに赤ちゃんのためになるように一生懸命になっている方も多いと思いますが、ちょっと掃除に手が回らないなと思う場合は、コルクマットの枚数を少し減らしてみて簡単に掃除をしやすくするなどいくらでも工夫できます。

大判のものなら、2,3枚だけでも十分な場合もあるのではと思います。

私も母親ですが全てを完ぺきにするのは無理です。

ですからお互い自分のできる範囲をしっかり見極めてその範囲でベストを尽くしましょう!

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