子供にガミガミ叱りたくない。
もちろんそうは思うものの、「色水持ったまま走らな~い!!」とか、「外で使ったボールを家の中で使わな~い!!」とか、「テーブルの端っこにお菓子置かな~い!!」とか、(何でそんなことするのかな?家が汚れるのが目に見えるじゃない)と思うことをするので、ついつい未然に防ごうと先回りのガミガミが増えます。
しかも、実際にやっぱりこぼしてしまったり汚してしまったりして、「だから言ったでしょ!こうなることはわかってたのに!!」とさらに怒りが爆発したりします。
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目次
ああ、こんな叱り方はしないはずだったのに
各家庭で色々な教育方針があります。
パートナーとの間でさえそれは違う場合も多いでしょう。
私の場合は、「チャレンジと失敗から学んでほしい」と考えています。
もちろん叱らなければいけない時はビシッと叱ります。
でも、できるだけ先回りはやめようとか、少々服を汚したりしても叱らないでおこうとか、ちょっとしたケガは恐れないでおこうとか、寛大さを持つことを心掛けたかったのです。
私と同じような考えの方でも、なかなか理想通りにはいかないという場合も多いでしょう。
(こんな叱り方はしないはずだったのに・・・)と、肩を落とされている方もいらっしゃるのではと思います。
大切な家をきれいに使い続けたい
なぜ叱る必要があるのかなと考えてみると、教育的な視点と共に、すごく単純な理由が見えてきたりもします。
新築のマンションや一軒家を購入したので大事にきれいに使い続けたいという方もいらっしゃるでしょう。
また、賃貸住宅なのでいつかの退居を思うと汚すのは御法度だとか、それぞれ皆さんの家の事情もあるのではと思います。
それも大切なことです。
特に床の汚れが気になる
家の汚れを感じるのは、主に床の汚れについてかなと思います。
床は当然ですが下にあるので、すべては重力に従って下に落ちていきます。
ホコリもチリも髪の毛もそうですし、ジュースをこぼしてもコップを落としてもそうです。
ですから家が汚れたと感じるのも、きれいだと感じるのもつまり床次第とも言えます。
子供に汚されても平気な環境作り
つまり、子供が家を汚すのは当たり前だという風に考え、床を汚しにくく、汚れても掃除のしやすい環境を作るといいでしょう。
そんな環境ができれば、もう少し子供を寛大に見守ることもできるのではと思います。
そこで、それを可能にするおすすめアイテムがジョイントマットというわけです。
ジョイントマットが汚れに最適な3つの理由
今回のような場合、特にジョイントマットがおすすめな点が3つあります。
ジョイントマットならではメリットがそこに関係しており、他のラグやカーペットなどではこうはいかないということも多いのです。
①ジョイントマットで家をカバー
まず、他にも代替可能な単純な役割として、床をカバーできるというところがあげられます。
日々、子供が汚すばかりでなく、足の皮脂汚れであったり、日焼けであったり、おもちゃを落としてしまって傷をつけてしまうこともあるでしょう。
ジョイントマットは床を覆い保護する役割があるので、床が直接汚れたり傷ついたりするのを防止できます。
しかし、これについては最初にもふれた通り、正直他にも気軽敷けるラグやカーペットでも事足ります。
ジョイントマットの強みは、それにプラスアルファして次から説明する便利な特性を備えているところになります。
②ジョイントマットは掃除がしやすい
ジョイントマットは例えばジュースをこぼしてしまったとしてもサッとふき取ることも可能です。
多くのジョイントマットはEVA樹脂などの水に強い素材が使われているからです。
ジョイントマットは、パズルのように1枚1枚をつなげて敷いていくので、もし、つなぎ目から下にも流れ込んでいそうな場合でも、その部分だけはがして掃除もできます。
拭いてもベトベトしていたらその部分だけを洗い場に持って行って、水洗いすることもできます。
③ジョイントマットなら汚れた部分だけ交換も
さらに、ジョイントマットなら、汚れや傷が取れなくても、その部分だけを捨てて新しいものに交換することができます。
ですからまるで皮膚が新陳代謝を繰り返すような感じで、いつもきれいな状態を保ち続けることも可能になるのです。
ジョイントマットは子供のためにもなる
ジョイントマットは子供が家を汚すのを防止できるだけじゃなく、子供自身のためにもなります。
●子供の転倒対策にも
ジョイントマットにはクッション性があるものが多いので、例えばコケて頭を床に打ちつけてしまっても、硬い床よりは幾分か安心でしょう。
特に歩き始めのような小さいお子さんの場合、コケてしまうことが非常に多いです。
もう少し大きくなって、動きが活発になるとソファなど高いところから飛び降りたりして、心配になるほどのコケ方をする時もあります。
たとえコケなかったとしても、関節への負担も気になります。
いずれの場合でも、ジョイントマットのクッション性は安心材料となるでしょう。
●床をとらえやすく歩きやすい
また、ジョイントマットは、クッション性はあるものの、それは適度で柔らかすぎるというわけでもありません。
その適度なクッション性のおかげで、やはり特に歩き始めの小さい子供でも、床をとらえて踏みしめやすく歩きやすかったりします。
ジョイントマットは家族のためにもなる
家の中でも比較的広いリビングが、子供の遊び場としても使われているお宅も大変多いです。
そんな場合、ジョイントマットだと子供ばかりではなく、他の家族にとっても大変便利に使えます。
例えばフローリングの床は硬くて座るのも寝転ぶのも少し苦痛を感じる場合もあります。
ジョイントマットはクッション性があるので、そういったことがしやすかったりします。
断熱性もあるので、冷暖房の効きもよくなりますし、冬場の底冷えなんかも防止してくれたりします。
ジョイントマットは、家族がリラックスして快適に過ごせるようにもしてくれます。
ジョイントマットなら防音も
ジョイントマットと言えば「防音」という印象を持つ方もいらっしゃるほど、気軽にとれる防音対策としても非常に便利です。
子供が家を汚すことも大変気になりますが、同時にドタバタ走り回る音も大変気になります。
特にマンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの方は、ご近所のご迷惑になってはいないかと常に気を揉まれるのではと思います。
ジョイントマットは、子供の足音のような固体を伝わる振動音や衝撃音の防音に向いています。
防音効果まで得られるとなると、より子供の行動に寛大になれるのではと思います。
また、他にもコップを落としたり、歩いたりといった生活音にも効果があるので集合住宅では大変重宝するでしょう。
ジョイントマットは扱いやすさも魅力
ジョイントマットは、パズルのようにつなげて敷いていくので、いくらでも広範囲に敷けますし、必要がなくなれば外して小さくすることもでき大変扱いやすいです。
ですので、子供が汚すからと、部屋にピッタリと敷き詰めたいという場合でもそれが簡単に可能になります。
例えばカーペットだとこんなことも
しかし、その場合、例えばカーペットだと、部屋にピッタリのものを選ぼうと思うと、まずしっかり寸法を測る必要があります。
測らないと微妙に既製品とは大きさが違う場合も多いからです。
それで、やっぱり既製品にはないサイズだった場合、別料金を払ってオーダーすることになるでしょう。
オーダー商品となると手元に届くまで少し時間がかかる場合も多いです。
さらに、しばらく待って、やっと手元に届き、いざ敷いてみると、「ヤバい!柱の出っ張りは考えていなかった!」なんてことにもなりかねなかったりします。
ジョイントマットは自分でカットも
ジョイントマットならおおよその大きさの分を注文し、実際に敷いてみて足りない分を追加注文することもできます。
大きすぎたり柱の出っ張りなんかがあったりしても、自分でカットして調整もできます。
少し手間はかかりますが、カッターやハサミでできる作業なのでごく簡単です。
参考になるかわからないけど私の経験談
実はウチでも、子供が小さい頃数年にわたってリビングにジョイントマットを敷いていました。
ウチは当時、リビングのちゃぶ台で食事をするスタイルだったので、ジョイントマットの上にちゃぶ台を置いていました。
私が特に気になっていたのが、食事の時に大量にこぼして汚されることでした。
離乳食を始めた時にさかのぼる
ウチはなんでも焦らないでおこうと心掛けていたので、子供が1歳になるくらいにゆっくり離乳食を初めました。
〇〇式のようなすごい育児法を信奉していたのでもなんでもないのですが、ウチの子が母乳をよく飲む子で、それに合わせていたという感じです。
色々やってみてうまくなればいいと思った
いざ、離乳食を始めると、それから徐々に食べ物に興味を持ち、次第に直接手を伸ばしておかずを握ったり、さらに、口に入れたりという風なことを始めるようになりました。
そうしながらも時々スプーンやフォークも使ったりするようになったり、本人も小さいながら試行錯誤を繰り返しているようでした。
もちろんボトボトと大量にこぼれます。
ちゅぶ台の上も床も、まあ、大惨事ですが、私はこれを自由にさせたかったのです。
こうやって、食事の喜びを知ったり、食べ方を覚えたりしてほしいなと思っていました。
まあ、片づけは大変でしたが、ジョイントマットのおかげでそれを敷く前よりかはずいぶん楽になりましたし、当時住んでいた賃貸アパートのフローリングを汚すこともありませんでした。
ジョイントマットで余裕と覚悟が生まれる
汚れに対してジョイントマットで対策すると余裕と覚悟ができました。
「こぼしても床の保護はしてあるし、ジョイントマットくらい汚れたって簡単に掃除もできるし、好きにお食べ!」といった具合です。
ですから、「あちゃー!!」とびっくりすることは多々あったものの、先回りして叱ることは少なかったと思います。
まあ、あまりにも教育的によろしくない時は大爆発もしましたが、細かいことでは叱らなかったというのが正確なところです。
結果的にそれがよかったのかどうかはわかりませんが、特にトレーニングをすることなくスプーンもフォークも、さらにはお箸までも比較的短期間でスムーズに使えるようになりました。
ジョイントマットの上は子供が自由にして学んでいく場所
こういう経験もありますし、ウチはそれ以前にも、ハイハイもタッチもジョイントマットの上でできるようになりました。
ですから、ジョイントマットの上は子供が自由にしながら自分で学んでいく場所になるという感触があり、数年にわたり我が家のリビングの一角を占めることになったのです。
さいごに
特に子供がしょっちゅう汚すようなリビングや、ダイニング、プレイルームのその場所にだけ部分的に敷いておくだけでも、ずいぶん汚す機会が減るのではと思います。
たとえジョイントマットを敷いても、子供は汚すには汚します。
でも、直接家が汚れたり傷んだりということは免れますし、掃除も楽になりますし、あるのとないのとではずいぶん違います。
それに、私の経験談にも書きましたが、私の意識の中に余裕も覚悟もでき、先回りして叱ることも少なくなりました。
しかし、ここでしっかり押さえておきたいのは、これは私の経験談でそれ以上でも以下でもないということです。
もしかしたら、その子によっては寛大さがマイナスに働く場合もあるでしょう。
あなたの家庭にとって一番いい方法は、目の前にいらっしゃるあなたの大切なお子さんや、あなた自身の中に見つかるのではと思います。
今回の記事をあくまで参考程度に受け取っていただき、あなたのお子さんや教育方針などに合った方法で、お子さんの健やかな成長につなげていただけたらと思います。
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