ジョイントマットの木目調のデメリット3つ

ジョイントマット

ジョイントマットの多くは合成樹脂でできていますが、それらは比較的加工のしやすい素材なので大きさや厚さ、カラーに柄と選択の範囲は大変広いです。

その中でも木目調のジョイントマットですが、合成樹脂であってもナチュラルな雰囲気を楽しみたいという方に重宝されています。

私の知る限りメリットの方が多いのですが、しいて言うならデメリットも無くはないです。

何かを買おうという時、そのメリットとデメリットをあらかじめ知っておくことは大変重要なことです。

ですので今回はあえてデメリットの方に重きを置いて説明していこうと思います。

それでは早速本題に入っていきます。

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感想(1609件)

①やはり本物の木と比べると不自然さがある

これがやはり木目調のデメリットとして一番に来るかと思います。

当然と言えば当然ですが、やはり本物の木と比べてしまうと明らかに質感などに違いがあります。

ジョイントマットだとそれによく使わているEVA樹脂などの質感が出てしまいます。

ジョイントマットを敷くのはたいていフローリングの上でしょうから、そうなるとフローリングの木との対比でよけいにそれが顕著になりやすいのです。

さらに、木目調を選ばれる時はできるだけジョイントマットの存在感が目立たないようにと考えて、フローリングの色と同系色のものを選ばれることも多いです。

そうなるとより質感の差が目立ってしまうのがデメリットとなるのです。

このデメリットに対してできること

木目調の不自然さが気になる場合はあえてフローリングの色に対し差し色になるようなカラーのものを選ぶと、質感の違いなどが気にならなくなるのではと思います。

白の木目調ならわかりにくいかも

例えば、白の木目調のジョイントマットですとさらにわかりにくくなります。

例えば、本物の木を使った木製品を木目がわかる白にペイントしようと思うと、明らかに木に白をペイントしたという風な仕上がりになるでしょう。

これがナチュラルな木の色であったり、ダークブラウンのような深い木の色であったとしたらどうでしょう。

たとえそれぞれの色に塗装が施されているからこその色であったとしても、素人目には元々の木の色のようにしか見えなかったりします。

つまり、木目調でナチュラル系やブラウン系の色は本物の木と対比されやすいのです。

天然木とEVA樹脂などの化学樹脂だと質感の違いが目立ち、化学樹脂がいかにも不自然で安っぽく見えやすいというデメリットがあります。

その点、ペイントした白い色ほどの白さの天然木はなかなかありません。

白は本物の木でもジョイントマットでも明らかに塗装が施されたカラーだと素人目にもわかるので、逆に本物との差がわかりずらいと言えます。

さらに例えばナチュラル系の木の床に白の木目調のジョイントマット敷くと差し色のようにもなりますし、素材による質感の違いもでにくくなります。

②色味を合わしずらい

先ほども少しふれましたが、木目調を選ばれる方はジョイントマットに目立たなさを求められている場合も多いです。

やはり差し色で違う色を使うのもいいのですが、同じ色で統一できたなら部屋をそのまま広く見せることもできますし、部屋の雰囲気も大きく変わらないのでメリットも多いです。

ただ、色味を合わしずらいというデメリットがあります。

床と全く同じ色を選ぶのは難しい

「だいたいでいいんだ」というのなら問題ありませんが、「うちのフローリングと全く同じ色がいい」という場合は大変難しいでしょう。

特に木のナチュラル系の色やブラウン系の色は色味のニュアンスも豊富なので、よく似た色を探すのは大変だったりします。

お店に行って自分の目でしっかり確かめてみてもピタッと合わすことは難しいでしょう。

ネット通販ならなおさら、ショップの写真の撮り方だけじゃなくそれを見ているパソコンやスマホの画面の品質や色彩バランス、明るさによっても色味は多少変わります。

このデメリットに対してできること

やはり「だいたいの色味があってればいいや」と多少割り切って選ぶ必要があるでしょう。

また、①での改善方法と同じように、開き直ってしまってあえて差し色になるような色を選ぶというのもいいでしょう。

③濃いブラウンは木目柄がわかりずらい

正直、濃い色になるほどパッと見た時木目柄がわかりずらいです。

薄い色だと比較的わかりやすいですが。

本物の木でも濃い色の場合木目がはっきりしないものもあります。

しかし、その場合でも質感から木だとはっきりわかります。

ジョイントマットはやはりEVA樹脂などの質感になってしまうので、木目も目立たないとなると木の雰囲気が少なくなってしまうのです。

もちろんものにもよるので中にははっきりとプリントされているのもあるかもしれませんが、わかりにくいものが多いかなといった印象です。

このデメリットに対してできること

この場合、濃いブラウンの木目調は、単にカラーだけに注目するのもいいでしょう。

木目調ではないジョイントマットでも濃いブラウンはありますし、実際に使われている方も大変多い人気の色でもあります。

木目調のブラウンだと木目柄はわかりにくいものの全く分からないというわけではありません。

ですので同じブラウンでも少し色味があってニュアンスの違うブラウンになるのです。

一味違うブラウンを求める方に

濃いブラウンは大変合わしやすい色ですし、おしゃれにも見えるので、量販店で手に入る家具などでも大変多く使われている色です。

そんなありふれた色ですが、何か人とは一味違ったインテリアが好きな人には、ニュアンスの違う木目調のブラウンはおしゃれに重宝されるかもしれません。

畳柄はグリーンとして考える方がいいかも

また、さらに木目調のジョイントマットでは多くの場合、畳柄も選べるようになっています。

細かくイグサの並ぶ感じのプリントも入っているのですが、どうしてもやはりEVA樹脂などの質感の違いから、本物と比べると不自然に見えてしまったりします。

ただ、色味としてはエメラルドグリーンに近い色であったり、もう少しくすんだモスグリーンのような色であったりと、意外と同じ畳柄のグリーンでも違ってくるのです。

ですので、畳柄と考えるよりか、グリーンと考えてみると用途が広がるかもしれません。

例えば、濃い目のアメリカンウォールナットやナチュラルなオークのフローリングなどにモスグリーンのジョイントマットを合わすと、とても色的な相性がよくおしゃれになるのではと思います。

モスグリーンはアーミー系の色でもあるのでそういう系統のインテリアにしたい方にもいいかもしれません。

木目調のメリット

ここまでデメリットを書き連ねてきましたが、やはり冒頭でもふれた通りメリットも大変多いです。

ついついメリットを忘れてしまわないように簡単に押さえておこうと思います。

①ナチュラル感が高くなる

木目調じゃないものだといかにもマットという感じにどうしてもなってしまいますが、木目調のジョイントマットだと優しいカラー展開でもありますしナチュラル感が高くなります。

②子どもっぽくなりすぎない

また、ジョイントマットはそもそも赤ちゃんや小さい子ども対策で使われることも多く、木目調ではないものの場合、どちらかと言えば子どもに寄せたような明るいパステル系のカラー展開のものが多くなります。

その点やはり①とも関連しますが、木目調のものはナチュラルで抑え気味のカラー展開になっているので、それほどインテリアを子どもよりにしすぎることなく使えます。

③木目柄のために傷や汚れが目立ちにくい

例えば白のジョイントマットに傷ができてしまうとそこに陰影ができて黒く見えたりします。

木目柄が入っているとその柄に傷がまぎれてわかりにくくなりやすいのです。

これは汚れについても言えます。

例えばこんな木目調ジョイントマット

木目調のジョイントマットと言ってもその中でも種類があります。

ですので次に特に特徴がわかりやすいものを紹介していきます。

極厚2㎝×大判の木目調ジョイントマット

極厚ジョイントマット 2cm 木目調 大判 【やさしいジョイントマット ナチュラル 極厚 12枚入 本体 ラージサイズ(60cm×60cm) ナチュラルウッド(木目調)】床暖房対応 赤ちゃんマット

こちらは、なんといっても極厚です。

よくあるもので1㎝前後の厚みですが、こちらは2㎝と倍になります。

厚みがあればあるほど、弾力性、防音性、断熱性などの性能が上がります。

ですので、子どもの転倒対策や、集合住宅での防音対策、冷えるリビングの底冷え対策を十分にとりたいという時にちょうどいいでしょう。

ただ、厚みがあるので、うまく配置しないと足を取られて転倒対策が転倒の原因になりかねないデメリットもあります。

壁や家具を使い段差のある辺を少なくしたり、目立つ色を選んで注意が向くようにするといいでしょう。

また、デメリットとして厚みがあるとドアや引き出し付近に使うとそれらが開かなくなる可能性もあるので、高さのチェックをしっかり行いましょう。

他にも、1枚が60㎝×60㎝の大判になるので、広範囲に敷いたりはがしたりする時に小判に比べると手間がかかりにくいです。

小判に比べるとつなぎ目も少なくなるのでほこりなどが入り込みにくく、ジョイントマットの下が比較的汚れにくいというメリットもあります。

厚み1㎝×選べる大きさの木目調ジョイントマット

やさしいジョイントマット ナチュラル 約1畳本体 レギュラーサイズ ホワイトウッド(木目調 単色)

こちらの場合ですと、1㎝の厚みなので極厚のものほど神経質にならなくても使いやすいメリットがあります。

1㎝の厚みだと極厚のものよりは性能は多少落ちますが、十分とも言えます。

ジョイントマットでは一番多いスタンダードな厚みになります。

また、こちらは30㎝×30㎝の小判(レギュラーサイズ)と60㎝×60㎝の大判(ラージサイズ)が選べるのも魅力です。

先ほどもふれたように大判だと同じ範囲に敷くにも敷いたりはがしたりがしやすいです。

小判ですとそれが大変になるというデメリットもありますが、例えば柱や家具で凹凸があるところに敷く場合ですと、小判の方が小回りが利くので敷きやすかったりします。

小さいので手軽さもあり、大きさでいうと小判の方がスタンダードですし種類も多いです。

ナチュラルさを求めるならコルクマットも

やさしいコルクマット 約2畳(36枚入)本体 レギュラーサイズ(30cm×30cm) 〔ジョイントマット クッションマット 赤ちゃんマット 床暖房対応〕【日時指定不可】

木目調のジョイントマットにナチュラル感を求めている方にはコルクマットもいいのではと思います。

上のコルクマットでは表面がコルクシート裏面がEVA樹脂になっています。

表面のコルクは正真正銘天然素材になるので、木目調のジョイントマットよりもさらにナチュラル感が出るでしょう。

コルクマットは天然素材特有のさっぱりとした肌触りで使い心地も良かったりします。

性能的には普通のジョイントマットと同じように弾力性や防音性、断熱性などを望め便利に使えます。

さいごに

今回は木目調のジョイントマットのデメリットをたくさん説明していきましたが、それについては対策がないわけでもありません。

ただ、その対策も買う前の選択段階で行うものだったりします。

冒頭にもふれましたが、あらかじめメリットばかりでなくデメリットもしっかり把握しておけば、それを補えるようなものを選んで買うことができます。

ぜひ今回に記事を参考にしていただけたらと思います。

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