コルクマットの上に家具を置くのはよくない!?

コルクマット

コルクマットを部屋に敷かれる理由は様々ですが、その中でも傷対策にという方も多いでしょう。

フローリングや畳の上に直接机を置いたり、ラックを置いたりということで、床を傷めてしまうことも確かにあるので、その予防的な措置として手軽に敷けるコルクマットが検討されたりします。

なんせコルクマットはおしゃれですし、ジョイントマットのようにパズルのように組み合わせられるものだと簡単に敷け便利です。

しかし、気を付けないと思っていた感じにならなかったり、危なかったりすることがあるので、まずその点について今回の記事でチェックしていただけたらと思います。

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傷対策になるというイメージ

コルクマットはクッション性などがあり衝撃を吸収することができるので、転倒対策や防音対策にも向きます。

例えば小さいお子さんのいらっしゃるご家庭でもよく使われますが、子どもは頭の比重が大きいので転ぶと頭から転倒してしまうことも多かったりします。

コルクマットを敷いていたならば、硬いフローリングの床にぶつけるよりかは幾分かましです。

防音にしても、子どもが走り回るような振動音や衝撃音に対して特に効果があり、マンションなどの集合住宅に住む方に大変向きます。

そうやって「衝撃吸収」と聞くと、家具による荷重なども低減してくれるようなイメージが浮かんだりします。

ですから、傷対策にもってこいだという判断になるのではないでしょうか?

しかし、ここに少し誤解があります。

ただ、単純に床を覆えるので椅子を引いた時などにつくような傷を防止できるのは確かでしょう。

二重構造のコルクマットについて

コルクマットと一口に言ってもいくつかの種類があります。

大変よく見られるのが下のようなものです。

これは表面はコルクですが、その下が厚いPE樹脂になっておりそれらを張り合わせた二重構造になっています。

コルクは元々多孔質でクッション性や弾力に優れた性質を持っています。

PE樹脂なども同じような性質をもっており、コルクの性質を損なわずより補強できるような面もあります。

二重構造のものの中にも良い悪いがある

二重構造のコルクマットはホームセンターなどの量販店でもよく見られますし、ネット通販でも取り扱われていることが多いです。

探せば100円均一ショップにだってあります。

つまり、品質がピンからキリまであるのです。

私の見た限りでは、PE樹脂などのしっかりした素材ではなく、スポンジのようなフワフワしたものと張り合わされたものもありました。

ですので、二重構造のものの場合、しっかりこだわりを持って製造されているものを探す必要があります。

コルク100%ももちろんある

もちろんコルクの天然素材100%というものもあり、それだとよりナチュラルな使い心地を望め、耐久性も上がり大変便利に使えます。

家具などを置くような荷重がかかっても、こちらの方が比較的高い性能を示すのではと思います。

ただ、お値段もそれなりになってしまいますし、一部の専門店でしか扱われていなくてなかなか手に入りにくかったりします。

PEなどの合成樹脂にも硬さの違いが

多くの二重構造のコルクマットは、合成樹脂の表面に薄いコルクが張ってあるという構造になっていて、そのクッション性などはその合成樹脂の性質に左右されることも多いです。

硬さも色々ありますが、硬さがウリになっている場合は硬度が書かれていたりもします。

ただ、二重構造のコルクマットの場合は硬さの表記のあるものは少ないのではないでしょうか。

コルクマットは硬い方がいい?

気になるコルクマットの硬さですが、硬さの利便性は使う目的でも違ってきたりもするので一概にどちらが良いとは言えません。

つまり、例えば今回のテーマのような家具を置いてもいいのかどうかという時、硬めだとへたりにくくなりますし、家具を置く荷重にも強くなります。

しかし、心地の良い柔らかさを求める場合は当然ですがそれは低下します。

家具を置くとコルクマットはどうなる?

実際によくあるタイプの二重構造のコルクマットに家具を置くとどうなるでしょうか?

残念ながら多くの場合その荷重の分沈み込んでしまいます。

もちろんPEなどの樹脂の硬さや100%のコルクマットの持つ高度な弾力性によってはそれほどひどい沈み込みが起こりにくかったりもします。

しかし、そもそも、コルクマットで想定されているのは瞬発的な衝撃や振動であったりします。

転んだ時やコップを落とした時、歩く時や走る時などで瞬間のものです。

家具のように継続的に荷重がかかり続ける場合の対策としては、ほとんどの場合ぺしゃんこに沈み込んでしまって意味がなくなってしまいます。

ぺしゃんこになってしまうと、クッション性なども損なわれるからです。

また、沈み込みがひどくなるといくつかの弊害が起こります。

家具が不安定になる

置く家具にもよりますが、荷重に偏りがある場合コルクマットのへこみ方が均一ではなくなるのでグラグラと不安定になってしまう場合があります。

机やテーブルだとより

例えば4本脚の学習机だとすると、勉強道具を置いたり、時には肘をついたりと、いつも座る側ばかりに荷重がかかりコルクマットが沈み込んでしまうでしょう。

逆に反対側に備え付けの棚があり、そこに重い辞書などをずっと置いていたなら、そちらの方がより沈み込んでしまいます。

そうなってくると沈み込み方に不釣り合いが出てきて、机がグラグラ揺れてしまう可能性があります。

勉強どころではなくなってしまうかもしれません。

高さのある食器棚や本棚は危ない

さらにこれが高さのある食器棚や本棚となると、グラグラと揺れて倒れてしまう可能性もあり大変危ないです。

食器が落ちて割れてしまうとケガをする可能性もありますし、本が落ちてきて頭を直撃なんてこともあるかもしれません。

地震対策としては危ない場合も

背の高い家具については壁側に少し重心が行くように、前面に地震マットなどを敷きこむ方法もあるようです。

地震マットでいうなら家具の底の四隅を中心に貼り対策することもできます。

これらの対策とともに、家具の上部と天井に突っ張り式の地震対策グッズを使ったり、家具をベルトで固定したりを複合的に組み合わせて対策するとなお効果的だったりします。

ある程度硬さがあったり地震マットのような衝撃吸収性が保てるマットだったら、コルクマットでもうまく組み合わせて地震対策として使えなくもないです。

しかし、ただ単に普通のコルクマットの上に家具を置くだけで地震対策になると考えておられる方がいるならば、それは逆にグラグラして危険な場合がありおすすめできません。

見た目も悪くなる

家具を長く置く場合、それをどけると回復の難しいへこみが残ってしまったりします。

動かすことのない家具だと気にならないかもしれませんが、部屋の模様替えを定期的に行って気分転換をはかるという人は意外に多く、ボコボコと家具の後のついたコルクマットが気になってしまったりします。

コルクマットがへたる

コルクマットが沈み込むというのは、コルクマットの性質が活かせないばかりかへたりの原因にもなります。

特にPEなどの合成樹脂に家具の荷重がかかり続けると、ぺしゃんこに伸びてへたり変形したりゆがんだりしてしまいます。

そうなると、コルクマットのつなぎ目部分に隙間が空いたり、浮き上がったりしてしまいます。

そこにさらにゴミやほこりがたまりやすくなってしまい、ダニやカビが繁殖しやすくなってしまう可能性があります。

コルクマットをはがしやすく敷く!?

「せっかく敷くのにはがすことを考えるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、コルクマットの理想の使い方としては、定期的にはがしてその下もきちんと掃除するのが一番良かったりします。

先ほど説明したような浮き上がりなどがなくても、どうしてもつなぎ目からゴミやホコリや時にはこぼしてしまったジュースなんかも下に入り込んでしまうのです。

コルクマットの下はダニとカビの巣窟だと揶揄されることもあります。

確かに敷きっぱなしにするとそうなる可能性が高くなります。

ですので敷いたりはがしたりしやすくしておくのが重要なのです。

コルクマットの上に家具を置くと、どうしてもはがしての掃除がしにくくなってしまいます。

では一体どうすればいいの?

ここまでで、家具をコルクマットの上に置くのは注意しないといけないということがわかりましたが、では次にどういう方法をとればいいのかということについて説明していきます。

家具の部分を避けて敷く

多くのジョイントマット型のコルクマットは大判も小判もありますし、望んな場所に簡単に敷きやすいです。

それでも寸法が合わなければカッターなどで簡単にカットできます。

ですから単純に家具の部分だけは避けて敷くということも可能なのです。

家具の脚部分だけ硬めのマットを敷きこむ

コルクマットの上にどうしても家具を置くという場合でも、脚部分だけ硬度の高いジョイントマットなどを重ねて敷くという方法もいいでしょう。

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例えばスチールラックのように独立した4本脚の場合、脚の部分がそれぞれ点で荷重を支えるので大きな力がその4本に加わり、コルクマットにとれない跡ををつけてしまったりするのです。

この荷重を点じゃなく面で受けられるように硬めのマットなどをさらに敷きこむと多少分散されます。

それでも荷重によってはそのマットの跡がついてしまう場合もあるので注意が必要です。

まとめ

コルクマットはラグのように、必要なところに簡単に敷くというような使い方が向きます。

もちろんしっかりコルクマットの下も掃除できるのであれば全体に敷き詰めるのもいいでしょう。

でもその場合、その上に家具を置くとぐらつきが出る場合があり、そうなると地震などの際は大変危なかったりします。

まだソファのようにどっしりと重く、低い家具ならそれほど気にする必要もありませんが、食器棚のような背の高い家具には注意が必要です。

他の突っ張り式の地震グッズと組み合すとその危険性も少なくなるかもしれませんが、やはり地震対策にはコルクマットの上に家具を置くよりも、地震マットのようにより効果を期待できるものがあるので、そちらを使われることをおすすめします。

家具を置くのが絶対にダメというわけではありませんが、ぐらつきの可能性があるのは否めないのです。

そういったことを考慮して判断していただけたらと思います

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