洗面所がツルツル滑る原因はこれだ!対処法も併せてどうぞ

コルクマット

洗面所は洗濯機が置かれていたり、トイレへ続くようになっていたり、脱衣所を兼ねていたりする場合が多いです。

一括りにはできないような多機能な空間だったりします。

例えば、朝の忙しい支度の中でバタバタと洗濯し顔を洗い歯を磨き、トイレへ小走りで向かうという日常を送られている方も多いでしょう。

実は洗面所はアクティブに動き回ることの多い場所でもあるのです。

そんな中で、洗面所の床がツルツルと滑ると大変危ないですし不便を感じます。

色々対策を講じられたりしますが、なかなか改善しないことも多いようです。

そもそも何で滑るようになったかがわからない場合もあるでしょう。

今回はツルツル滑る原因をはっきりと認識し、それに対する対策を講じるためのお手伝いができればと思います。

洗面所が滑る原因

それでは早速、本題に入っていきますが、洗面所が滑るということは、その床が何らかの原因によって摩擦が少なくなっているということです。

その原因で主に考えられるのが、次の6つではないでしょうか。

①やっぱり水が原因で滑る

冒頭にもふれましたが、洗面所は他にもトイレ、お風呂と水回りが集まる場所でもあります。

洗面で手を洗ったり顔を洗った時にしぶきが飛んだり、お風呂から上がった時に水滴が床に落ちてしまったりして、それを踏んで滑る場合があります。

お風呂上りには脚の裏もビチョビチョになっていたりして滑りやすくなります。

また、お風呂のドアを開け、蒸気が洗面所に入り込むとそれが床を湿らせて滑る原因を作ってしまったりします。

湿気や水分が床にあると、足の裏や床の凹凸がなだらかになり摩擦が少なくなり滑りやすくなります。

②整髪スプレーなどが原因でツルツルする

「何で滑るのかがわからない」という時の原因としては、整髪料が有力です。

朝起きて身支度する時、スプレー式の寝ぐせ直しを使っている人も多いでしょう。

そのスプレーが髪だけでなく床にも落ちてそのまま付着してしまい、それが原因で滑りやすくなってしまったりするのです。

整髪剤には髪をサラサラにする成分が含まれているものも多く、それがそのまま作用し床までサラサラに摩擦を少なくしてします。

③防水スプレーなどが原因でツルツルする

他にも同じような作用で、戸のなどの滑りをよくするシリコンスプレーや、傘や靴の防水にも使える防水スプレーが原因で滑りやすくなったりします。

これらのスプレーは吸い込むと危険なので基本屋外での使用する必要あります。

しかし、屋内でも例えば、ちょっと洗面所の戸の滑りを良くしようという時に少量をレールにスプレーされる場合もあるでしょう。

その時に、スプレーで噴霧されたものが知らないうちに床にも降り注いでいる場合があります。

④床の素材が原因で滑る

洗面所にもフローリングの床材が使われることが多いです。

フローリングには傷がつきにくくしたり水への耐性を持たせるために、表面にコーティングが施されたりします。

多くの場合、それが直ちに滑るというわけではなく、反対に滑りにくくしてくれる場合もありますが、中には滑りやすいものもあります。

他にも、水回りはタイルで統一されているお宅もあります。

細かいタイルだと凹凸が多くなるので比較的滑りにくくなりますが、問題なのが1枚あたりが大きなタイルです。

大きくさらに大理石のように表面がツルっとしているタイルだと、やはり摩擦が少なくなるので滑りやすくなってしまいます。

それなのにさらに、そこに①の水や②の整髪料などの原因が重なるとよけいに滑りやすくなってしまいます。

凹凸のないビニールのクッションフロアは特に滑る

また、よく聞かれるのが、ビニールのクッションフロアで滑ってしまうという声です。

ビニールのクッションフロアは水に強いので、洗面所だけでなくキッチンやトイレなどにもよく使われます。

しかし、そういった場所で使われるクッションフロアの多くは模様が入っておりその模様に沿って凹凸があったりします。

それはやはり凹凸を作ることで摩擦を多くし滑りにくくするためです。

凹凸によって水をこぼしても多少滑りにくくはなりますが、滑りやすい素材であるということは変わらず注意が必要となります。

凹凸があっても注意が必要なのに、中には凹凸がないものもあったりします。

元々家に施工されているわけではなく、後で自分でラグのように敷くタイプのものに多いような印象があります。

それだと摩擦はさらになくなり、どうしても滑ることが増えてしまったりします。

⑤ワックスが少しはがれていて滑る

ワックスこそが滑る原因と思っている方も多いですが、実は逆にワックスが少しはがれている状態が一番滑りやすかったりします。

ワックスは滑りにくくする効果があったりします。

しかし、ロウワックスでは塗布の後にロウ分が残ると滑りやすくなってしまうようです。

これが原因だと疑われる場合は、ワックスがはがれていないかということと、どんな種類のワックスを使ったかという点を確かめてみるといいでしょう。

⑥スリッパが原因で滑る

家では必ずスリッパを履いて過ごす習慣の方もいらっしゃいます。

滑るのはそのスリッパこそが原因になっている場合もあります。

スリッパのソールはツルっとして凹凸のないものが多いです。

それでも問題にならないことが多いですが、床との相性もあり滑ってしまう場合があります。

ツルツル滑る洗面所にできる対策

洗面所にできる対策としては、滑る原因の①~⑥を改善する方法をとるといいということになります。

そこで効果的なのが、床に行う対策です。

つまり床の摩擦を大きくできれば、滑ることが少なくなるでしょう。

洗面所に使うということで水への耐性も必要です。

水への耐性が求められたなら洗うこともでき、整髪剤などがついても便利でしょう。

それらをすべて得られておすすめなのがコルクマットです。

おすすめはコルクマット

コルクマットとは1枚1枚をつなげて敷いていくジョイントマットの仲間になります。

コルクマットは、なんといってもその表面がコルクになっているというのが最大の特徴です。

表面だけでなく、コルクが100%使われているものもありますが、多くの製品で厚みのあるEVA樹脂などの上に薄いコルクシートが貼られている構造のものになります。

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コルクマットの特性

コルクマットはまず見た目の、天然素材の優しい風合いを好まれることが多いです。

また、コルクの天然の特性として水に強かったりもします。

ワインの栓に使われることでもそれはわかるでしょう。

多くのコルクマットは2重構造になっていますが、それに使われるEVA樹脂などの合成樹脂はさらに水に強かったりします。

どちらも水に強いので、洗面所や脱衣所やキッチンなどの水回りにも使われることが多いです。

さらに、コルクマットは気温に左右されにくく、その温度を一定に保とうとする効果があります。

ですので、例えば冬にキンキンに冷えた床でゾクッと底冷えを感じるということを防止してくれます。

断熱効果も期待でき、冷暖房の効きを良くしてくれるので、脱衣所でのヒートショック対策にもいいでしょう。

他にも、クッション性があるので、たとえ滑ることがあってもこけた時に体を保護してくれます。

また、洗面所などの水回りは家の中でも音が響きやすいですが、防音性も備えており、特に騒音の気になる集合住宅でも重宝します。

扱いやすさもピカイチで、1枚1枚敷いたりはがしたりができるので掃除もしやすいですし、自分でカットもできるのでどんな範囲にも敷きやすかったりします。

滑る洗面所に対するコルクマットの効果

コルクマットには洗面所で重宝する便利な特性がたくさんあることがわかっていただけたと思います。

その特性が、洗面所が滑る原因に対しても効果的に働いてくれたりします。

コルクマットが効果的な理由

コルクは多孔質と言って多くの細かい孔が開いていて、それによる非常に細かい凹凸があります。

また、コルクシートに加工される時、ワインなどの栓をくりぬいた後の端材をさらに細かくし、接着剤を混ぜてシート状に成型加工されます。

ですので、粒子がくっついている構造になっていて、それによっても凹凸ができます。

これらの凹凸によって摩擦も大きくなりますし、水で濡れても水を分散させたり、吸盤のように働いたりして滑りにくくなります。

さらに適度な弾力性があるので、体重がかかると少し沈み込むのでそれが抵抗力にもなり滑りにくくなります。

このようにコルクはそもそもが滑りにくいのですが、水にぬれても滑りにくさを発揮するので、お風呂用のコルクマットも売られていたりします。

洗面所が滑る原因の多くに対応できる

コルクマットだとやはり水が原因でも滑りにくいですし、床の素材が原因でも、ワックスがはがれていることが原因でも、スリッパが原因でも滑りにくくなるでしょう。

整髪剤やシリコンのスプレーが原因の場合でも、ツルっとして凹凸のない床に比べると滑りにくくなると言えるのではと思います。

ただ、これに関しては、コルクマットを敷くだけではまだ不十分と言えます。

スプレーが原因の場合コルクマットが便利

スプレーが原因の場合、その付着を取り除かないと根本的な解決のなりません。

ですので、まずは雑巾などで水拭きしようということになるでしょうが、実際、一度や二度の水拭きではあまり効果がありません。

やはり、クリーナーなどを使う必要があります。

なければ台所用の中性洗剤でもいいです。

しかし、フローリングの床をクリーナーなどを使って掃除するのは、けっこう大変だったりします。

そんな時、コルクマットなら掃除が楽になります。

コルクマットがない場合の掃除は大変

多くの場合床にしゃがんでクリーナーなどを使って拭き、クリーナーによってはその後また雑巾で水拭きし拭き取る必要があります。

その後もさらにしっかり乾拭きをしておかないと、次は湿っていることで滑りやすくなってしまいます。

洗面所は湿気が多くなりやすくカビの心配もあるので、そういった意味からもやはり乾拭きは必要でしょう。

それで、スプレーが取れていればいいのですが、取れていなかったらまたやり直しです。

掃除の末滑ることはなくなっても、毎日スプレーを使っているうちに再び滑るようになってきたりします。

その都度、また、しゃがみこんで面倒な掃除をする必要が出てくるでしょう。

他にもコルクマット以外のマットを敷いている場合もおおむね同じようにな面倒くささがあります。

コルクマットはそこだけをはがして洗える

その点、コルクマットは1枚1枚をつなげて敷いていく形なので、しゃがみこんで何回も拭かなくても、滑る部分だけをはがして洗面所で丸洗いすることもできます。

ですので雑巾で拭くよりも、さらに効果的に洗うことができます。

コルクマットの例えばこんな洗い方

例えば中性洗剤を使う場合、洗面所に水をためてそこに少量の中性洗剤を入れて希釈し、その中で優しく柔らかいスポンジやブラシで洗うといいでしょう。

この時、コルクを傷めてしまわないように、絶対に中性洗剤の原液をそのまま使ったり、ゴシゴシと強くこすったりしないようにしましょう。

その後は水ですすいで洗剤と汚れをしっかり流し、乾いたタオルなどでおおよその水分をふき取ります。

最後に、ベランダなどの風通しのいい日陰に干して乾かすといいでしょう。

干している間は床が表面に現れており、そこを濡らして掃除したわけでもないので、滑ることを心配せずにすぐに洗面所を使えます。

丸洗いしなくても、別に雑巾で拭いてもかまいません。

それにしても、1枚1枚はがせるのでずいぶん扱いが楽になるでしょう。

フローリングの床や他のマットなどだとなかなかこうはいきません。

コルクマットなら取れなくなったら交換できる

丸洗いして洗っても、どうしてもスプレーが取れずに滑るという場合もあるでしょう。

そういった場合は、いっそのこと滑る部分だけを捨てて新しいものに交換してもいいでしょう。

コルクマットなら、そういう風に新陳代謝を繰り返すようにして使うことができるのです。

コルクマットを使う時の注意点

洗面所が滑る場合の対策として大変メリットの多いコルクマットですが、注意しないといけない点もあります。

それはカビについてです。

洗面所や脱衣所などは、やはり、大変湿気が多くなりやすかったりします。

コルクマットは水に強いですし、抗菌効果からカビにも強いとは言われていますが、湿気を帯びたままであったり、濡れたままであったりするとカビてしまいます。

カビが生えても早い段階なら、掃除できれいに取れなくもありません。

コルクマットの表面ならすぐに気づいて掃除できるでしょう。

問題なのが、コルクマットの下です。

気付かないうちに、コルクマットの裏面や床の表面にカビが生えてしまう場合があります。

ですから、洗面所などの水回りに使う場合は特に、コルクマットをはがしての掃除をマメに行う必要があります。

また、毎日、バスマットなどと同じように、使わない時ははがしておくのもいいでしょう。

コルクマットがカビないための基礎知識と対策マニュアル

さいごに

洗面所が滑るようになると、心配なのが小さい子どもとお年寄りです。

小さい子どもは筋力もまだまだ成長途中で未熟ですし、お年寄りだと筋力は加齢により衰えていく傾向にあります。

ですので些細なことでつまずいたり滑ったりしてしまうのです。

さらに、洗面所が脱衣所も兼ねていると、お風呂上がりの濡れた足でよけいに滑りやすくなります。

洗面所には床や壁はもちろん、洗面台や洗濯機など硬いものが狭い中にギュッとあったりします。

ツルっと滑ると、洗面台で頭を打ち付けてしまったりして大事に至ってしまう場合もあり得ます。

家族みんなの安全を考えると、洗面所が滑るということに気づいた時、できるだけ対策を急いでいただけたらと思います。

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