コルクマットの除菌!例えばこんな6つの方法

コルクマット

コルクマットを赤ちゃんや小さいお子さん、ペットのために使っている方は大変多いです。

こけたりしてもケガをしないようになど安全面の配慮から敷かれたりするのですが、安全面と言えば他にも気になることがいくつかあります。

例えば赤ちゃんが舐めてしまったり、ペットがかじって少し飲み込んでしまうような場合もあります。

そういうことを考えると、素材自体の安全性であったり、掃除の時の除菌方法なども気になったりします。

素材自体の安全性はノンホルムアルデヒド製品であるなど、その商品の説明から判断できます。

しかし、除菌方法についてはあまり知られていないのではないでしょうか。

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コルクマットの除菌は慎重に

気になる除菌ですが、コルクマットに簡単な掃除だけでなく除菌までしようとすると、コルクマット自体に負担がかかってしまう場合が多いです。

コルクマットと一口に言っても、その中には種類も品質も色々あります。

コルクが100%使われているものもあれば、PE樹脂などの合成樹脂素材の表面に薄いコルクシートが貼られているものもあります。

特によく見られるのが後者になり、例えば下のようなものになります。

このタイプのものを使われている方がほとんどだと思いますが、これだと除菌の際、コルクと合成樹脂と2つの素材に注意が必要になるのです。

この2つの素材で水分に対する反応や乾燥に対する反応がどうしても違ってきます。

ですので除菌をしようという時も、慎重に行わないとそれぞれの反応の違いからゆがみや変形が起こってしまう場合があります。

上のコルクマットですとPE樹脂が使われていますが、それが違う素材であってもまた反応が違ってくるでしょう。

コルクも原産国や加工の仕方によっても品質に違いがあったりします。

つまり、除菌という負担がかかる行為をする場合、ゆがみや変形が起こったり劣化が早まったりする恐れがありますが、それぞれのコルクマットの素材や品質によってもその恐れの度合いは変わってきたりするのです。

ですので、全てのコルクマットに当てはまる方法を示すことは難しいです。

今回紹介する6つの方法も、全て慎重に自己責任で行っていただく必要があります。

また、頻繁に行うと負担がかかりすぎてしまうので、たまに行う程度にとどめておく必要があることも確認しておきます。

それでは次に負担の少ない方法から紹介していこうと思います。

①アルコールの除菌シートやスプレーを使う

掃除機などでの掃除のあと、サッとだけアルコールの除菌シートでコルクマットの表面を拭いたり、キッチン用のアルコール除菌スプレーを全体的に軽く吹きかけておく方法があります。

すぐアルコールが蒸発するようにしつこく拭いたり、スプレーしすぎたりしないようにします。

②陰干しで除菌

コルクマットを定期的にベランダなどで陰干しするといいでしょう。

掃除機をかけるタイミングなどで、布団を干すのと同じような感覚で干します。

天日干しの方が除菌には効果的なのでそう言いたいところですが、コルクマットにはおすすめできません。

太陽光の熱で思わぬ高温になってしまうと合成樹脂が傷んでしまう場合があるからです。

例に出したコルクマットの場合でも、耐熱温度は70℃と中でも高温になり床暖房にも使えたりしますが、天日に干すとそれ以上に高温になる可能性があります。

水で丸洗い後は干し方に注意

また、コルクマットは水で丸洗いも可能です。

ただ、丸洗い以外でも一度水に濡らした時は特に干し方にも注意が必要です。

コルクマットの干し方として、壁などに立てかけて干されることが多いかと思います。

しかし、実はこの干し方はNGです。

洗って干してとする中で、コルクと合成樹脂が膨張したり収縮したりするのですが、そのタイミングや度合いがそれぞれ違うので、立てかけて干すと反りなどが出やすくなってしまいます。

ですので、できるだけ平らな場所に置いて干すようにしましょう。

また、やはりしょっちゅう水で丸洗いすると劣化を早めるので、どうしても汚れが気になる時などにとどめておきましょう。

③薄めた中性洗剤水で除菌

コルクマットは基本洗剤などを使わないで洗う方がいいです。

コルクマット専用の洗剤も探せばありますが、近所のお店などで簡単に手に入るというものでもなかったりします。

ですので、どうしても洗剤を使って除菌もしたいという場合は、かなり薄く希釈した中性洗剤水で洗うといいでしょう。

コルクにしみ込みすぎないようにつけ置き洗いはしないようにし、サッと洗った後必ず水でよくすすいでしっかり平らな所で陰干ししましょう。

④熱いお湯で絞ったタオルで除菌

100℃の熱湯をバシャッとかけられたなら除菌にはいいでしょうが、これはコルクマットには無理です。

例のコルクマットで耐熱温度が70℃でした。

だからといって70℃のお湯をバシャッとかけるのは避けた方がいいでしょう。

菌は55℃前後から死滅し始めます。

それほど高い効果は期待できませんが50℃~60℃くらいのお湯で絞った熱い雑巾でサッとコルクマットの表面をなでるように拭くといいのではと思います。

必ずすぐ蒸発してしまうくらいにサッとだけ拭くようにしましょう。

菌は35℃前後くらいで活発になるので、湿るほどじっくり拭いてしまうと温度も下がり逆効果になってしまう場合があるからです。

⑤スチームモップで除菌

スチームモップは高温の蒸気で汚れを浮き上がらせて掃除できます。

蒸気はすぐ蒸発して乾き、仕上がりは大変さっぱりとします。

高温なので除菌効果も高いです。

蒸気の温度は100℃前後であることが多いですが、種類によれば70℃くらいであったり、120℃くらいであったりと違いがあります。

いずれにしてもコルクマットの耐熱温度くらいかそれ以上になるので、基本スチームモップはあまり使わない方が無難です。

ただ、フローリングの掃除ついでにコルクマットも掃除しておこうという場合もあるでしょう。

そんな場合はコルクの表面だけをサッと滑らせるだけにし、下の合成樹脂にまでスチームの温度が達しないようにする必要があります。

⑥アイロンのスチームにかざして除菌

スチームモップがない場合アイロンのスチーム機能やスチームアイロンを使う方法もあります。

スチームアイロンだと高温の蒸気だけになるので、サッとコルクマットに蒸気を当てることができ比較的使いやすいです。

しかし、普通のアイロンの場合だと、高温のアイロン部分がコルクマットに触れると傷めてしまう場合があるので、少し離してスチームだけを当てるか、ハンカチなどのあて布の上からサッとだけ滑らせるようにしましょう。

さいごに

他にもよくテレビのCMにあるような除菌スプレーも効果的かもしれませんが、子どもが舐めてしまうことを考えるとあまり強いものは使えなかったりします。

アルコールによる除菌方法も手軽で安心ですが、熱による除菌方法ですとより安心感があるのではと思います。

しかし、特にPE樹脂などの合成樹脂は高温には弱いことが知られています。

今回例に出したようなコルクマットのように、床暖房にも耐えられる耐熱温度を備えたものもありますがそれでも70℃です。

除菌のためと100℃のスチームモップを同じところにずっと当て続けたなら途端に傷むでしょう。

あくまでサッと滑らせるようにしてすぐに終わらせることが条件となります。

ただ、最近日本では除菌のしずぎが問題になっていたりもします。

食中毒が問題になるキッチンだけでなく、文房具や衣類にまで抗菌のものがあったりします。

それだけあらゆるものから菌を除こうとしても、身の回りのすべての菌を取り除くことは不可能です。

また、すべての菌が悪いわけではなく、私たちと共存共栄の関係にある菌もたくさんいます。

除菌のしすぎでそういったバランス関係を欠いてしまい、逆に私たちの健康が阻害されてしまう場合もあります。

ですので、あまり神経質になりすぎることなく、今回の除菌方法を試していただけたらと思います。

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