赤ちゃんがねんね期の頃、日中はどこでどうやって寝かせておけばいいのか疑問に思ったりします。
絶対こうでなくてはいけないというような決まりがあるわけではないのですが、一案として今回はジョイントマットをおすすめしようと思います。
![]() | 感想(902件) |
目次
ねんね期っていつくらい?
赤ちゃんによる個人差もあるので月齢でくくるのは難しく解釈も様々ですが、ねんね期はだいたい0~3ヶ月くらいの時期を指すようです。
ねんねの状態が中心となる時期で、新生児の頃は短い睡眠の合間に授乳を行う日々が続き、ママもパパもヘトヘトになってしまったりします。
しかし、徐々に睡眠時間にリズムがみられるようになり、起きている時間も増えていきます。
赤ちゃんは日に日に成長し好奇心いっぱいに気になるものを目で追ったり、少し「アー」とか「ウー」とか声が出るようになったりします。
手足もだんだんよく動かすようになり、首も徐々にしっかりしてきてうつぶせの状態で少しだけ頭をあげられるようになるなど力強くなっていきます。
このように首がしっかりと座ったり、寝返りを始めたりする前の時期になります。
ねんね期のジョイントマットのメリット
ジョイントマットは赤ちゃんが成長してずりばいやハイハイなど動き回るようになるタイミングで必要を感じられる場合もありますが、それより前の赤ちゃんが生まれてくるタイミングであらかじめ準備される方も多かったりします。
それは、ねんね期にも対応できる便利なメリットがあるからです。
①クッション性で事故防止
ねんね期の赤ちゃんのお世話や移動は抱っこで行います。
小さな命を抱っこで守ることになるのです。
めったなことはありませんが、万が一落としてしまったらと思うと硬いフローリングでは不安だったりします。
実際に落としてしまう事故もないわけではありません。
そういうことを考えると念には念を入れて、ジョイントマットを敷いて床にクッション性をプラスしておくと少しは安心材料となります。
②お世話がしやすい
また、ジョイントマットはクッション性があることから他にも、おむつ替えや沐浴の際のお世話などがその上でしやすくなります。
それでもやはりジョイントマットの上に直接というよりか、その上に赤ちゃん用の敷布団やマットなどクッション性のあるものを敷いてお世話される方が多いと思います。
それでもフローリングの硬い床よりも、ジョイントマットの上の方がよりクッション性が上がるので安心感があります。
③湿ったものを扱いやすくなる
他にも、おむつ交換や沐浴と言えば湿ったものを扱うことが多いです。
おむつ交換の時、汚れたおむつもでますし、おしりふきなども使います。
お尻がかぶれて赤くなっていたりしたら、濡らしたタオルでやさしく拭いてあげることもあるでしょう。
沐浴の時は、あらかじめバスタオルと衣服をセットして準備してから沐浴を行い、終わると手早く水分を拭き取り、湿ったバスタオルはとりあえずその辺に置いておいて、サッと服を着せていきます。
このようにねんね期だけではなく赤ちゃんのお世話の時は、水分系の湿ったものを扱うことが非常に多いです。
ジョイントマットは水分に強いので、湿ったものを置いておいてもしみ込んでいくこともないですし、もし、ウンチがついてしまったりしてもその部分だけをはがして丸洗いもできます。
④ねんね期の後期の安全対策として
ねんね期の後期になると、手足の力も強くなりパタパタよく動かすようになり、ねんねの状態でずり上がりベビーベッドの柵に頭をぶつけてしまうこともあます。
頭部分にクッションを設置しておいたり、柵をしっかり閉めて転落に気を付けます。
昼間は床に布団を敷いて寝かせておこうという時も、少し目を離したすきに布団から外れたところにまでずり上がってしまうこともあるでしょう。
そういった時の安全対策として、やはりジョイントマットのクッション性は役立ちます。
他にも、ねんね期の後期は体がどんどんしっかりしてきて、自分で動き回れるようになる準備段階の時期にもなります。
柔らかいベッドの上で過ごすことの多かった赤ちゃんですが、日中はもう少し硬さのある所に寝かすと動きをさらに促せたりします。
そうやって発達を促すためにも、昼間はジョイントマットを敷いて安全対策をした上に敷布団やパッドなどを敷いて寝かしておくといいのではと思います。
ねんね期のジョイントマットの敷き方
ここまでのことで、ねんね期にもジョイントマットが便利に使えることがわかりましたが、実際に皆さんどんな風に敷いて使われているのでしょうか?
例えばねんね期の頃はリビングにベビーベッドを設置して、ママもパパもリビングに布団を敷いて寝起きするというケースも多いのではと思います。
ジョイントマット部屋全体に敷き詰め、その上にベビーベッドを設置して使われる方や、ベビーベッドの周囲にだけ敷き詰めて使われる方もいらっしゃるでしょう。
ジョイントマットの上にベビーベッドでいい?
あまりジョイントマットの上に家具を置くのはすすめられないことが多いです。
跡が取れなくなったり、家具の荷重が偏っている場合はジョイントマットの凹みがアンバランスになりグラグラして危ない場合があるからです。
少し硬めのものなら凹みにくくはなりますが、硬度について表記されているのはほとんどがトレーニング用のものなどになり、普通のものでは表記が無かったりします。
硬度が高くなると柔らかさも少なくなるので、赤ちゃんには少し不向きかもしれません。
特に食器棚など背丈も重量もある家具は注意が必要になりますが、ソファーやベッドなど低い家具についてはそれほど神経質にならずに設置される場合もあります。
低くて重量があるとかえって安定感が生まれる場合も確かにあります。
しかし色々総合して考えると、赤ちゃんに使うにはできるだけジョイントマットを避けて敷く方が安全性も高く便利に使えるのではと思います。
ベビーベッドの脚や、それに付いたキャスタ―などで傷が付くのが嫌な場合や、衝撃吸収性を高めてより安全性を高めたい場合は、脚用やキャスター用のパットを敷くか、ベビーベッドの下だけ薄めのラグなどを敷いて対処するといいでしょう。
ベビーベッドの周りに敷き詰めやすい
ジョイントマットの上にベビーベッドを設置するのではなく、その周囲にピッタリと敷き詰める方法をとられる方もいらっしゃいます。
そういった場合でも、ジョイントマットは1ピースずつをつなげて敷いていくので、ベビーベッドのサイズに合わせて敷きやすかったりします。
どうしても合わない部分は自分でカッターやハサミを使ってカットすることもでき、隙間なく敷くことも可能になります。
ねんね期にジョイントマットを使う際の注意点
ねんね期にも便利に使えるジョイントマットですが、それを使う際に注意したいことがあります。
それは年のそれほど違わない小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいたり、ペットがいる場合の注意点になります。
どうしても小さい子どもは注意力が散漫なので、ねんね期の赤ちゃんをジョイントマットの上に布団を敷いて寝かせてしまうと危険な場合があります。
ペットに関しても、いくら優しいと認識しているペットでも、どういう反応をするかはわかりません。
特に何かの拍子にパニックになった時などは注意が必要です。
小さいお兄ちゃんもお姉ちゃんも、ペットも悪気はなく偶発的な事故が起こってしまう場合があり、それは冷静な判断力のある大人が未然に防げることでもあります。
ですので、そういった場合はベビーベッドで寝かせておく方がいいでしょう。
さいごに
ジョイントマットは今回紹介したようにねんね期にも便利ですが、その後もますます便利に使えるようになります。
最近よくあるフローリングの床はツルツルしてずりばいやハイハイがしにくい場合もあるのですが、ジョイントマットを敷いておくと少し摩擦があるのでうまく動きやすかったりします。
首が座って間もなくの間も、時折ガクンと力が抜けてしまうこともあります。
立って歩くようになると転ぶことも増えますし、足音の騒音が気になったりもします。
離乳食が始まると、食べ物や飲み物をこぼしてしまうことも増えるでしょう。
ジョイントマットを敷いておくとクッション性の他、防音性も期待できます。
何かをこぼしても簡単に拭き取れますし、それでもとれなければそこだけ水で丸洗いもできます。
さらに汚れが目立ってきたり、劣化してきたらそこだけ交換することも可能です。
子育てにはマストアイテムと言っても過言ではないのですが、赤ちゃんが本格的に動き出すようになってから設置すると、強い好奇心からバラバラにはがしてオモチャにしてしまう場合もあります。
赤ちゃんが慣れるためにも早めの設置がおすすめです。
![]() | 感想(902件) |
コメント