コルクマットの玄関使いはアクティブな家庭にちょうどいい!

コルクマット

コルクマットはリビングやキッチン、子ども部屋など様々な場所で重宝しますが、実は玄関でもその特性を発揮し大変便利に使うことができます。

玄関は内と外をつなぐ場所でもあり、その家の顔ともいえる部分ですが大変汚れやすくもあり、家の顔をいかに綺麗に保ち続けるかというのに皆さん関心を寄せられると思います。

また他にも、外で過ごしてきた汚れに対処し、家の中にできるだけ持ち込まないための機能も託されているのではないでしょうか。

そういったことから考えると、コルクマットの使用が向いている家庭というのが見えてきたりします。

ですので今回はそんな家庭やそのシチュエーションなどを具体的に明らかにしていき、皆さんの玄関の機能性を高める足掛かりになるようにしたいと思っています。

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コルクマットの特性

まずコルクマットの特性を簡単にまとめておこうと思います。

コルクマットは見た目の印象から言ってもおしゃれな天然素材で人気が高いのですが、やはり天然素材の強みからのさっぱりした優しい肌触りや風合いも大変多くの方に好まれるところだったりします。

実際の使い勝手でも主にクッション性、防音性、断熱性、保温性、耐水性、調湿性、滑りにくさなどが望め、ハイスペックなマットだと言えます。

また、パズルのようにつないで使うので、例えば汚れたところだけをはがして洗うこともできますし、汚れが取れなければそこだけ捨てて新しいピースを使うことも可能です。

敷く場所の広さや形状に合わせて自分でもカットできるのも便利です。

他のジョイントマットとの比較

他にも同じようなジョイント式のマットはあるのですが、EVA樹脂などの合成樹脂のみでできているマットですと天然素材特有の肌触りや調湿性などは望めず、

やはりその違いがコルクマットの最大の魅力と言えるでしょう。

滑りにくさという点でもEVA樹脂などよりも粒子が荒いので表面に凹凸が多く、

多少水分があっても滑りにくいです。

玄関は段差などもあり滑ると危ないので大変ありがたい機能と言えます。

水は通さず湿気は通す

他に玄関に使う時大きなポイントになるのは、天然素材なのに水に強いという点です。

完全防水というわけではありませんが、ワインの栓としても使われるように水分は通しません。

それなのに空気中の湿気が多い時は吸収し、少ない時は放散するような調湿性が望め、湿気の吸放出はできるという点が大変コルクの優れた点になります。

また、水に強いということで掃除の時に水を絞った雑巾で拭いたり、時には水で丸洗いもできるのも便利なところです。

コルクマットの種類によっては・・・

ただ、コルクマットにも色々種類がありそれによっては天然素材の特性の効果に差ができる場合があります。

例えば100%コルクのコルクマットですと天然素材の特性は存分に活かされますが、それなりにお値段がかかってしまったりします。

比較的低価格で手に入り多く販売され使われているのはEVA樹脂などの表面に薄いコルクシートが貼られているようなタイプです。

天然素材の特性の効果はどうしても低くなりますが、EVA樹脂なども同じようなクッション性、防音性、断熱性、耐水性などを持っており、特に耐水性に至ってはコルクよりも高い性能を持っていたりします。

コルクマットの玄関が活きる家庭

ここまででコルクマットの特性がわかりました。

つまり、これらの特性が活かされるシチュエーションが多いご家庭の玄関にコルクマットが向くと言えます。

次に具体的にどんなご家庭に向くのかというのを説明していきます。

①プチリノベでおしゃれな玄関にしたい

とにかくおしゃれにこだわっているというご家庭も多いと思います。

玄関の印象をもっとおしゃれにしたいなという時、壁紙もフローリングも替えたいと考えることも少なくありません。

最近インテリアにこだわるおしゃれな人の間でもプチリノベやDIYが流行っており、スマホのアプリでも情報共有したり、完成したものを披露したりできるような仕組みのものがでてきたりしています。

特に賃貸の部屋のプチリノベにいい

ただ、実際、フローリングを替えるというのは大変な作業だったりしますし、例えば賃貸のお宅ですとそこまで替えるには煩雑な手続きが必要になったりして、

簡単にはいかなかったりします。

そんな時に、気軽に玄関の床の印象を変えるアイテムとしてコルクマットが役立ちます。

自分でカットできる強み

コルクマットは大きく家に手を入れることなく簡単に敷けますし、さらに自分で好きな風にカットもできるので、オーダーメイドのようにピッタリ敷き詰めることもできます。

カーペットなどでオーダーメイドしようと思うと費用も掛かりますが、コルクマットだと自分がするのでその分の費用も掛かりません。

②小さいお子さんがいるご家庭

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭ですと、コルクマットをリビングや遊び部屋に使われることも多いです。

転倒対策、防音対策、汚れ対策、滑り対策などに大変向くからです。

これらの対策と考えると部屋以外にも実は玄関でも便利に使えたりもします。

それは玄関で過ごす時間が小さい子どもの場合意外に多いからです。

玄関が遊び場になることも

小さい子どもは靴に興味を持つことも多く、玄関をも遊び場になっていまったりします。

また、そうやって遊びながらも靴の脱ぎ履きも自分でできるように促していく必要もあります。

玄関で過ごす時間が増えるとどうしてもこけてしまったり、座ったままで後ろにひっくり返ってしまったりという可能性も高まります。

そんな時にコルクマットのクッション性が活かされるでしょう。

外遊びでドロドロになることも

他にも、お外遊びでドロドロになって帰って来た時、どこで靴下や服を脱がせてお風呂に直行しようかと頭を悩ませる場面もあるでしょう。

そんな場合コルクマットが敷いてあると、その上で脱がせてお風呂に向かうこともできます。

コルクマットが汚れてしまっていてもそこだけ後で丸洗いもできます。

水にも強いので多少濡れたままで立たせても滑りにくく子どもにとっても安全です。

③ペットを飼っている

ペットを飼っている方の玄関にもコルクマットは大変便利です。

ペットは大事な家族の一員として大切に育てられているご家庭が多いです。

ですので小さい子どもにも共通するような、転倒対策、防音対策、汚れ対策、滑り対策が求められ、リビングやペット用の部屋など広範囲にコルクマットが使われる場合も多いです。

その延長で玄関にも検討されるとさらに便利になるでしょう。

ハイテンションで家族を迎えてくれる

例えば犬の場合ですと、家に大好きな家族が返ってくるとピョンピョン飛び跳ねてハイテンションで迎えてくれる子もいます。

なんせハイテンションなので、フローリングで滑って転んでしまったり、爪で床に傷をつけてしまったりしかねません。

このような場合は、コルクマットはちょうどいいクッションとなったり傷対策になったりします。

お散歩から帰ってきた時

こちらも犬の場合ですが、お散歩から帰ってきた時足の裏を拭いたり洗ったりする必要があります。

例えば玄関横の水道で足を洗ってから玄関に入るという場合、多少足が濡れたままでもコルクマットなら気にならなかったりします。

ビチョビチョすぎるとタオルで拭き取る必要がありますが、少し足跡が残る程度なら放っておいても乾いてしまったりするからです。

汚れた足のまま上がってしまったとしても、そこだけ洗えますし便利に使いやすいのです。

④スポーツ一家又はスポーツが好きな家族がいる

スポーツが好きな一家や部活動などを頑張っているお子さんがいたり、スポーツが好きなお父さんがいたりという家庭も多いです。

汗だくのベトベトやドロドロに強い

スポーツをした後はたいてい汗だくのまま家に帰ってくることになります。

トレーニングウェアも靴下も汗で湿り気を帯びているでしょう。

湿り気どころかビチョビチョという場合もあります。

そのままで家に上がり込むことになると、床のベトベト汚れが気になるようになったりします。

コルクマットだと、比較的ベトベトしにくい素材としても知られており、さっぱりした状態を保ちやすいです。

ベトベトしてきたら、そこだけ洗ってもいいでしょう。

また、外で行う野球やサッカーなどでドロドロ汚れがある場合も、汚れたらそこだけ洗えばいいので便利です。

理想的なコース

スポーツのベトベトとドロドロ対策には、まず家に帰って来たら玄関のコルクマットの上で靴下の他脱げるものは脱いでお風呂に直行というコースが理想でしょう。

家庭で主に掃除を担当する方はそれを切に願うのではと思います。

⑤畑をしている家族がいる

ベトベト、ドロドロと言えば他にも畑仕事があります。

季節や作業内容によっては、スポーツよりもさらに汗を大量にかいたり、土などでドロドロになって帰ってくる場合もあるでしょう。

畑をしている人にとって家に帰った時、玄関でそれをどうするかというのが悩みになったりします。

そんな時にコルクマットがあると、やはりベトベトしにくいですし汚れても洗えるので、玄関で対処しやすくなり便利です。

やはり⑤と同じように、玄関のコルクマットの上で靴下などを脱ぎ、そこまでで汚れを食い止めて、お風呂に直行するといいのではと思います。

⑥マットを敷きたくない人にも

それぞれのご家庭で玄関にもスタイルが色々ありますが、「うちはマットを敷きたくない」というご家庭も実は多いです。

何も敷かないと玄関がすっきりしますし、掃除も楽ですし、洗い物も少なくなりますしメリットもたくさんあります。

しかし、何も敷かないとやはり不便があったり、先ほどコルクマットの特性でもふれたような、クッション性、防音性、耐水性などの機能が欲しいとなると、

何らかのマットの必要性を感じたりします。

そういった時に、コルクマットなら玄関全体に敷き詰めることができ、玄関マットがなくても便利な特性を享受できます。

玄関に敷く時の注意点

ここまで玄関にコルクマットを敷くのに向く家庭のシチュエーションを説明してきましたが、コルクマットの良さを存分に活かすためにも注意しないといけない点があるので、

その点について説明していきます。

定期的にコルクマットをはがして掃除する

コルクマットは必ず定期的にその下も掃除しないといけないのですが、例えば玄関全体にピッタリ敷き詰めて使う場合は特にその点が抜け落ちてしまう場合があります。

また、両面テープで固定しようという方もいらっしゃるかもしれませんが、固定してしまうと下の掃除ができなくなるのでおすすめできません。

うっかり下の掃除をしないで過ごしてしまうと、コルクマットと床との間がダニとカビの巣窟になってしまう場合があります。

最初に掃除のしやすさを意識しながら敷くことをおすすめします。

丸洗いした後はしっかり干す

玄関ではコルクマットは汚れやすくその時は丸洗いできますが、丸洗いした後はしっかり干す必要があります。

しっかり干さないとカビなどの心配があるからです。

また、干し方についても少し注意が必要です。

直射日光が当たったり、壁に立てかけたりすると変形やゆがみが出る場合があります。

風通しのいい日陰に水平に置いて干すようにしましょう。

コルクマットの厚さに注意

コルクマットの厚みは1㎝前後~2㎝前後くらいまであります。

厚みが出るとクッション性などの効果は高まりますが、気を付けないと玄関に通じるリビングやトイレ、洗面所などのドアの下部分が接触して開けられなくなる場合があります。

必ず床からドアの高さを測りそれ以内の厚さのコルクマットを選ぶようにしましょう。

コルクマットの大きさに注意

コルクマットは大判とも呼ばれるラージサイズのものと、小判と呼ばれるレギュラーサイズののものがあります。

大判で45㎝×45㎝のものや60㎝×60㎝のものがあります。

小判で30㎝×30㎝のものが多いかなといった印象です。

大判だと広い部屋に敷く場合には枚数が少なくて済むので敷きやすくなります。

玄関のように比較的狭い場所でも同じ理由ですぐに敷きやすいですが、玄関のサイズに合わせてカットしようという時、大判だと余る部分が大きくなり無駄も大きくなる場合があります。

小判だと無駄も少なくなり、小回りも効くのでサイズに合わせてカットするのも比較的楽です。

しかし、枚数が多くなりますし、つなぎ目も多くなるのでコルクマットの下にほこりなどが入り込みやすくなると言えます。

まず玄関の寸法をしっかり測り、それぞれのメリットとデメリットから適切なサイズのものを敷くようにしましょう。

コルクマット自体が滑ると大変危険!

コルクマットの表面は滑りにくいのですが、その下のフローリング面との相性でコルクマット自体が滑りやすい場合もあります。

玄関でコルクマット自体が滑ってしまうと、段差もあるので大変危険です。

もし滑ってしまう場合は、滑り止めシートを裏面に貼るなどしてしっかり対策するようにしましょう。

さいごに

コルクマットは風合いも良くおしゃれな上に様々な特性も備えているので、顔としての玄関の機能を損なわずに便利に使えます。

特に、記事中にも出てきたようなアクティブに過ごすことの多いご家庭の玄関に大変向きます。

汚れや傷みの他、劣化がみられるようになっても、その都度その部分から交換して使えば、私たちの皮膚がそうであるように代謝を繰り返していつも清潔に使うことが可能になります。

ぜひ、おしゃれでアクティブで清潔な生活に役立てていただけたらと思います。

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