和室の部屋は大変落ち着きますし、魅力もいっぱいあるのですが、「求めているのはそこじゃないんだよね。」という場合もあるでしょう。
和室のしっとりした感じじゃなくて、もうちょっと自分好みに可愛くしたいという時、「じゃあ模様替えでイメチェンをはかろう！」ということになったりします。
そういうわけで、家具をオシャレなものに替えてみたり、オシャレな雑貨を置いてみたりという風な工夫をしますが、なんだかしっくりこないなんてことも多いです。
実はそれもそのはずで、正直そのような模様替えをいくら熱心に行ってもなかなか満足いくようにするには難しかったりします。
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目次
部屋はキャンバスだ！
なんだか、偉そうな小見出しで申し訳ないですが、実際、部屋は絵画で言うところのキャンバスのような役割を持っていたりします。
例えばヒマワリの絵を描くにしても、白いキャンバスと黒いキャンバスではずいぶん印象が変わります。
ですからこれを部屋に当てはめてみると、同じ可愛い家具でも和室の部屋に置くのと、洋室の部屋に置くのとでは印象が違ってきます。
和室の部屋であったなら、どんなにそれとはイメージの違うものを置いても、必ずキャンバスである和室のイメージに大きく影響を受けるのです。
ですから、いくら家具や雑貨を変えても、「和モダン」という印象に収まってしまったりしがちです。
和室自体のイメチェンさえできれば
キャンバスである和室のイメチェンだけであっても、今まで使っていた家具や雑貨のイメチェンもできるのです。
すでに、イメージ通りの家具や雑貨をそろえている場合ですと、さらにその良さは発揮されるでしょう。
和室の部屋自体に手を加える
できるならリフォーム会社にすぐに電話して自分好みに完璧に仕上げてもらいたいものです。
しかし、それをするにはお金もかかります。
賃貸の部屋だったら大家さんの許可もいります。
ハードルは高さは身長に近いでしょう。
プチプラで手軽に簡単に和室の模様替えをしたいという場合、いかに自分の手でも工夫できるようなアイテムを見つけるかということが近道になってきます。
床の模様替えにジョイントマットという選択
自分で和室の床を可愛く模様替えしようという場合、大変おすすめなのがジョイントマットです。
ジョイントマットとは、１枚１枚のピースをパズルのようにつなげて敷いていくマットになります。
よくお風呂場の浴室内に敷かれるお風呂マットにも多いEVA樹脂などでできており、水にも強いですし、クッション性や断熱性、防音性などがあります。
とっても軽く扱いやすいところも魅力です。
サイズ選びが楽チン
模様替えをするのに和室に何かを敷こうと思うと、そのサイズ選びがけっこう面倒だったりします。
ピッタリと敷き詰めるとなると、特に既製品では難しくなりがちですし、オーダーするとお金も時間もかかるでしょう。
その点ジョイントマットだと、極端な話、大体のサイズのセットものを買っておいても、１枚単位で調整ができますし、合わなければ自分でカッターやハサミで切ることもできます。
もちろん、きっちり寸法を測って注文した方が無駄はないのですが、もし無駄ができても自分でなんとでもできるというわけです。
カラーも柄も豊富
和室を可愛く模様替えしたいというのが目的ですが、ジョイントマットは最近どんどんカラーも柄も豊富になってきているので十分その役割を果たせます。
木目柄は前からもありましたが、最近では北欧のテキスタイル柄のものもありますし、ヒョウ柄やゼブラ柄もあります。
カラーもパステル系から原色系から様々なものがあります。
単色でも多色でも組み合わせ自由
さらに、同じ種類のジョイントマットであれば、単色であっても多色であってもいくらでも組み合わすことができます。
柄物であっても同じで、自分好みの組み合わせを自由に考えて模様替えできます。
例えばこんな模様替えで和室を可愛く
「和室を可愛くできます！」と言っても、当たり前ですが何を可愛いと思うかは人それぞれだったりします。
ですから、「例えばこんな風に和室の床を可愛く模様替えできます！」というような例を次に紹介していこうと思います。
●ホワイトの単色のジョイントマット
色んなインテリアスタイルに一番合わせやすいのがホワイトの単色ではないでしょうか。
ナチュラル系、シンプル系、モダン系、モノトーン系、姫系、エレガント系などに幅広く使えそうですが、他にも、流行りの北欧スタイルやボタニカルスタイルやインダストリアルスタイルなどもとてもよくはまりそうです。
ですから和室をを可愛く模様替えしたいけれども、どんなスタイルにするかはまだ定まっていないという場合も、ホワイトを選んでおくといいでしょう。
ホワイトには木目調もあり、ナチュラルな感じが出るほか、これだとホワイトのウィークポイントである汚れが目立つ点に対し、木目の柄のおかげで若干目立ちにくくなります。
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●パステル系を何色か組み合わせて
画像のようなパステルカラーはジョイントマットでももちろんあります。
同じ種類のものならジョイントさせる耳の部分も合うので、このようなカラーの中から好きなものを組み合わせるといいでしょう。
さらに数色がセットになったものもあるので、そういったものを選んでもいいでしょう。
パステルカラーはナチュラル系、シンプル系、姫系などによく合うでしょう。
リビングでポイントとしてカラフルに敷くのもいいですが、子供部屋にも大変よく合うのではと思います。
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●パステルのライトグレーを単色で
ちょっと上の画像は何色か混ざってますが、パステル系のグレーと言えばこんな感じかと思います。
パステルカラーというと、カラフルで明るい色合いのイメージが大きいですが、中にはこのライトグレーのような落ち着きのある色もあるのです。
このグレーを部屋の基調にして、ピンク、ホワイト、ブルー、グリーン、オレンジなどのソファやチェストなどの家具がものすごく上品に映えるようになり、メチャクチャ部屋が可愛く仕上がります。
色の引き算や足し算を考えるのも楽しい、おすすめの色です。
このカラーだと、ナチュラル系、姫系、エレガント系、クラシック系、クール系などがはまるかなと思います。
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●白×黒のボーダー柄のジョイントマット
ボーダー柄のジョイントマットの中でもひときわ目を引くのが白と黒の組み合わせではないでしょうか。
ここまでに紹介してきたパステル系などの淡い感じとは違い、はっきりとした色味になります。
白と黒はチェッカーフラッグのように敷いてもオシャレですが、最近は部屋のポイントとしてボーダー柄に敷かれることも増えています。
特に相性がいいのがカジュアル系、ロック系、パンク系、レトロ系などではないでしょうか。
ギターやアンプなどの機材も合いますし、たくさんのフィギュアや、漫画など、特に趣味性の高い部屋にはまるのではと思います。
●原色をいくつか組み合わせて
ジョイントマットはパステル系のものが多いのですが、中には原色系やネオンカラーのような色味のそろっているものもあります。
これらの色の何色かをうまく組み合わせて敷くと大変可愛くなります。
また、これらの色味はトレーニング用のジョイントマットにもよく見られます。
トレーニング用だとその上でトレーニングしたりマシーンを設置したりできるように、硬度がウリになっていて丈夫なものも多く、和室の部屋でも畳を傷めにくくなるなどのメリットがあります。
インテリアの系統としては、カジュアル系、ダンス系などへの模様替えに向くでしょう。
他にも、男の子の子供部屋を明るくしたい時にも使いやすい色味だったりします。
パステルカラーをカラフルにすると少し印象が甘くなりがちですが、原色系の色だとはっきりとした色味で強い印象になるからです。
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●コルクマット
コルクマットとは、ジョイントマットと同じような厚みのあるEVA樹脂などの上に、薄いコルクシートが貼られたものです。
中には100％コルクのものもありますが、よく見かけるほとんどが２重構造のものです。
ジョイントマットで天然素材が使われているのはコルクマットくらいではないでしょうか。
ですので、和室をナチュラルな雰囲気に模様替えしようという時、ジョイントマットの中では一番忠実に演出できます。
インテリアの系統としてはナチュラル系、シンプル系、カジュアル系、サーフ系などと相性がよく、
ボタニカルスタイルの植物など自然を感じるものを取り入れるとより可愛くオシャレに仕上がるでしょう。
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和室にジョイントマットで注意したいこと
ジョイントマットを使って模様替えすると、和室を一気に可愛く仕上げやすくなりますが、実は和室ということで特に注意したいこともあります。
和室には畳が使われます。
その畳の上にジョイントマットを設置することになります。
ジョイントマットを敷いたからといって、その下が汚れないというわけではなく、どうしてもつなぎ目などからホコリやチリが少しずつ入り込んでしまったりします。
そのまま気付かずに掃除をしないままでいると、ダニやカビの巣窟になってしまう場合があるのです。
特に畳は、元々ダニの隠れる場所も多く繁殖しやすい場所なのに、さらにその上をジョイントマットで覆い通気も悪くなります。
湿気などがあってもそれも逃げにくくなります。
そこにもってきて、掃除も怠り不衛生になると、ダニやカビが爆発的に増えてしまうというわけです。
ジョイントマットをはがして掃除する
ダニやカビを防ぐためには、不衛生にしないことが大切です。
しょっちゅうは難しいかもしれませんが、定期的にジョイントマットをはがしてその下も掃除をし、畳にカビなどが生えていないかチェックするといいでしょう。
ジョイントマットを使うと簡単に可愛く和室の模様替えができますが、それと同時にダニやカビのリスクも引き受けることになります。
ただ、当たり前に掃除さえできたならメリットも多いです。
自分がしっかり掃除をしていけるかということも含めメリットとデメリットを天秤にかけ、ジョイントマットを使用するかどうかを判断していただけたらと思います。
まとめ
和室を自分好みに可愛くしようという時、まず床の模様替えをすると大きく印象を変えることができます。
ジョイントマットだとそれが自分で簡単にしかもプチプラで行えます。
今回はおすすめのカラーや組み合わせをご紹介しましたが、ここにご紹介し切れないくらい、他にももっと色々なものがあります。
そもそも商品自体の種類も多いですが、さらにそれを自分好みに組み合わせて敷いたりもでき、ジョイントマットはオリジナリティを存分に発揮できる敷物でもあるのです。
和室の部屋で、好きな家具や雑貨をそろえたり、大好きな趣味のものを所狭しと並べたりしていても、なんだかいまいちきまらないし引き立たないしと、釈然としない気持ちを抱えながら過ごしておられる方もいらっしゃるかと思います。
床の模様替えでそんな気持ちを解消して、もっと大好きなお気に入りの部屋にしていただけたらと思います。
